カバ雄さんのブログで話題になっていたのですが、
どうやら不快にさせてしまったようなのでこちらに書こうと思います。

氏は占術の岩床を純粋なドローカードとして見た場合の話をしていたようですが、たしかにその視点で考えれば占術の岩床は弱いカードだと言えるでしょう。土地としての機能を併せ持っているのですから当たり前と言えば当たり前の話です。

ですが、現実として占術の岩床はマナ能力を持つ土地なのですから、それを考慮した上で総合的に判断をするべきだと私は思います。

例えば
「ネクラタルは闇への追放と比べて1マナ重い上にソーサリータイミングでしかプレイ出来ない。その上アーティファクトクリーチャーを殺せない。闇への追放が使われてないんだからネクラタルは弱いカードだ」
と言う意見を見たらどうでしょうか?

カードアドバンテージ云々ではなく、純粋に除去の性能を考えた結果だと言われればたしかにその通りですが、私はこの比較を不自然でナンセンスだと感じます。カードの一部分だけを比較して、その結果から強弱を判断して良いと言うのならばどのようなカードでも強い(弱い)と判断する事が出来てしまいます。

同様に、
「占術の岩床は旅行者の凧と比べて起動コストは同じなのに確実性に欠ける。旅行者の凧が使われてないんだから占術の岩床は弱いカードだ」
と言い換えてみてはどうでしょうか。

私が言いたいのはそういう事です。

そうそう、「狂言」と言う言葉は「道理にはずれた言葉や行為。たわごと。」と言う意味で使わせていただきました。普段の記事では順序立てて分かりやすく解説してあるのですが、どういう訳か占術の岩床に関しては批判のための批判にしか見えず、私にはこのように感じた次第です。

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