東京ぐるめ紀行 新宿活喜寿司編
2011年7月12日 東京ぐるめ紀行 コメント (3)何年ぶりの更新だろうwww
うちの店のすぐ隣に寿司屋が出来たので行ってみました。
・雰囲気
特に可もなく不可もない普通の寿司屋。
・接客
夕方近い時間に行ったからかもしれないが、なんと店内にお客さんが自分1人www
奥の方へどうぞと通されたけど、握る職人さんは板場の真ん中にいたので、真ん中に座った方が良いんじゃないかなと思ったり。(実際こちらの注文品を出すたびに板場内を往復してたしw)
お茶の出すタイミングやその他接客も普通。おおっ!と思うようなサービスは無いけど不快になるような点も無し。
・シャリ
握りが非常に柔らかく、手で食べる事が前提となっている感じ。お箸で食べるとうっかり崩れちゃうかも。でも食べたときのほぐれ方はそのほうが良いので問題無し。
ただシャリの味が薄いのは気になった。酸味・甘味・鹹味の全てが弱く頼りない。これでは普通のご飯とあまり変わらないのではないだろうか?
まぁ食べやすいのは事実なので、シャリっぽさが苦手な人には丁度良いかも。
・ネタ
マグロや白身のような一般ネタの鮮度・質は値段相応。
価格帯がグルメ回転寿司のちょい上程度なので、特に不満はない。
しかしオープン初日なのに全てのネタが揃っていないのは頂けない。
旬を逃しているスミイカが無いのはしょうがないが、ならばメニューに定番として載せるのは如何なものだろう?
そして何よりかんぴょう巻きが切れていたのには驚いた。
回転寿司でさえかんぴょう巻きを切らす事は無いと思うんだけど・・・。
ひもきゅう巻きは赤貝の鮮度が非常に良く美味しかったのだが、こちらもきゅうりが千切りになっててがっかり。
巻物につかうきゅうりは四つ割にした方が食感が良く好きなんだけどなぁ。
仕事をしたネタは殆ど無かったが、煮穴子だけは文句無しに美味かった。さすがにこれは回転寿司のとは格が違う味。
と言う訳で総合評価は60点
カードに例えるなら《森林の庇護者/Timber Protector》
とまぁ結構辛口の評価になったけど、一度行っただけで評価を決めるのは早計だと思うので、少しして落ち着いたらもう一度足を運んでみようと思う。
うちの店のすぐ隣に寿司屋が出来たので行ってみました。
・雰囲気
特に可もなく不可もない普通の寿司屋。
・接客
夕方近い時間に行ったからかもしれないが、なんと店内にお客さんが自分1人www
奥の方へどうぞと通されたけど、握る職人さんは板場の真ん中にいたので、真ん中に座った方が良いんじゃないかなと思ったり。(実際こちらの注文品を出すたびに板場内を往復してたしw)
お茶の出すタイミングやその他接客も普通。おおっ!と思うようなサービスは無いけど不快になるような点も無し。
・シャリ
握りが非常に柔らかく、手で食べる事が前提となっている感じ。お箸で食べるとうっかり崩れちゃうかも。でも食べたときのほぐれ方はそのほうが良いので問題無し。
ただシャリの味が薄いのは気になった。酸味・甘味・鹹味の全てが弱く頼りない。これでは普通のご飯とあまり変わらないのではないだろうか?
まぁ食べやすいのは事実なので、シャリっぽさが苦手な人には丁度良いかも。
・ネタ
マグロや白身のような一般ネタの鮮度・質は値段相応。
価格帯がグルメ回転寿司のちょい上程度なので、特に不満はない。
しかしオープン初日なのに全てのネタが揃っていないのは頂けない。
旬を逃しているスミイカが無いのはしょうがないが、ならばメニューに定番として載せるのは如何なものだろう?
そして何よりかんぴょう巻きが切れていたのには驚いた。
回転寿司でさえかんぴょう巻きを切らす事は無いと思うんだけど・・・。
ひもきゅう巻きは赤貝の鮮度が非常に良く美味しかったのだが、こちらもきゅうりが千切りになっててがっかり。
巻物につかうきゅうりは四つ割にした方が食感が良く好きなんだけどなぁ。
仕事をしたネタは殆ど無かったが、煮穴子だけは文句無しに美味かった。さすがにこれは回転寿司のとは格が違う味。
と言う訳で総合評価は60点
カードに例えるなら《森林の庇護者/Timber Protector》
とまぁ結構辛口の評価になったけど、一度行っただけで評価を決めるのは早計だと思うので、少しして落ち着いたらもう一度足を運んでみようと思う。
あったあったwwwwwwwwwww
2007年11月20日 東京ぐるめ紀行マメーのブログにつられて自分の過去日記を読んでみた
マメーのブログより。
マメー曰く俺は見た目も言動も性格もブーンそのものらしい・・・
( ^ω^)・・・
あったあったwwwwwwwwwwwwwww
ナモ「これ、年末の飴カップで作ったデッキ。
ネタ蒔き君用に特別に作ったんだけど、回してくれる・・・?」
( ^ω^)「ありがとうだお。ナモのデッキはいつもおもしろいからうれしいお」
マメー「(ムカッ)ちょっと、ネタ蒔き!こっち来なさいよ」
( ^ω^)「なんだお。何か用かお?」
マメー「こ、この、飴カップで作ったデッキ。あたしも、あんたに、あ、あげるわっ」
( ^ω^)「え・・・。悪いけどもらえないお。だって・・・」
マメー「なっ・・・! 何よそれ! ナモさんが作ったデッキは回せるけど、
あたしが作ったデッキは電波で回せないって言うの!? ふざけるんじゃないわよっ!」
( ^ω^)「そ、そうじゃないお。落ち着けお」
マメー「何よ! どうせ私はデッキ構築が下手よ! 電波よ! いいわよ捨てるから!」
( ^ω^)「ちょ、待つお。すまなかったお。マメーのデッキも回すお」
ナモ「え、でもネタ蒔き君、それ・・・」
( ^ω^)「きっと大丈夫だお。せっかくマメーが作ってくれたんだお。回すお」
マメー「〜〜!(何よ何よ2人して! そんなに私のデッキが電波っていうわけ!?)」
( ^ω^)「(パサ・・・シャッシャッ)うん、マメーのデッキおもしろいお。すごく上手に出来てお。
・・・これなら何回戦でも戦えるお・・・ウグッ!?」
ナモ「ネタ蒔き君!」
マメー「えっ!?」
(;^ω^)「ングッ、グゲェッ、ゲェェェーーー! ガホッ、ゲハッ、い、息が、ゴホッ」
マメー「えっ、えっ?」
ナモ「放して! ネタ蒔き君、早く全部手札を放して!・・・ひどいわマメーさん!ネタ蒔き君は《取り憑かれたエイヴン/Possessed Aven》アレルギーなのよ!
今まで一緒にいて気づかなかったの!? 好きな人の事なのに、なにを見ていたの!?」
マメー「え・・・あ・・・だって、私・・・・そんな」
(;^ω^)「ツ、マメーはわる・・・悪くないお・・・ネタ蒔きが・・・わる、カヒッ・・・ハヒッ・・・!」
ナモ「ネタ蒔き君! しっかり! しっかりして! 誰か!早く《剣を鍬に/Swords to Plowshares》を!」
マメー「あ・・・あ・・・いや・・・こんなの・・・あ・・・」
マメーのブログより。
マメー曰く俺は見た目も言動も性格もブーンそのものらしい・・・
( ^ω^)・・・
あったあったwwwwwwwwwwwwwww
東京ぐるめ紀行 三ノ輪土手の伊勢屋
2007年1月20日 東京ぐるめ紀行 コメント (3) 今日は東東京プレリリースに参加して来ました。設営を手伝うために早めに現地入りしたんですが、受付時間前から結構な人数の参加者が見えられて、結局最終的には300席ある会場が埋め尽くされる事になりました。なんでも西東京は前回の影響で200人に満たなかったらしく、会場選びにも色々とメタゲームがあるものなんだなぁと思ってみたり。
貰ったパックは・・・「\(^o^)/オワタ」としか表現出来そうも無いほど酷いもので、ファッティは居ないわフライヤーは居ないわで散々でした。(辛うじて赤に巻物メイガスとガルガドンがいましたが、他の部分が余りにも・・・)1-1した所で未来が見えそうもなかったのでドロップ。その後は会場内でお喋りに花を咲かせてみたり。
その後17時前に会場を撤収し、一路三ノ輪にある土手の伊勢屋へ。ここは創業100年以上にもなる老舗の天ぷら屋で、土日ともなると昼から行列必死と言うお店。その情報を事前に調べておいたので、開店とほぼ同時に滑り込もうとするもすでに満席w外で少し待った後、奥のお座敷に通されました。
建物は戦前から変わっていないらしく、そのなんともいえない重厚な雰囲気は心が落ち着きます。普通天丼屋で天丼を注文すると3000円以上かかる事もざらにあるのですが、ここでは一番高い「ハ」の天丼でも2300円と大変リーズナブル。しかも穴子は注文を受けた後で捌いてくれると言うのだから心が躍ります。
一緒に行った中間達と談笑しているとまもなくお新香が到着。何の気無しに一口食べてみるとこれが素晴らしく美味い。口にした全員がその場で言葉を失うほどでした。そんなに沢山のお新香を食べてきた訳ではありませんが、私がこれまでに食べたお新香の中では最高のものだった事は間違いありません。大根の浅漬けは瑞々しいながらも味が濃く、「大根ってのはこんなに美味いんだぞ」と全体から主張しているようで、キャベツの漬物は紫蘇の風味がなんとも言えない爽やかな清涼感を感じさせてくれます。450円と言う値段が最初は高く思えましたが、いやはやこれほどまでとは。
しばらくすると天丼と味噌汁が到着。噂に違わぬ天ぷらの多さで、蓋が丼から浮かんでましたw最初に味噌汁を飲んでみるとこれがまた最高に美味い。なめこと豆腐、三つ葉だけのシンプルな味噌汁なのですが、丁寧に取られた出汁の香りと味噌の香りが混然となって脳みそを刺激してきます。こちらも私がこれまで飲んできた味噌汁とは次元の違う物だった事は言うまでもありません。そして等々メインの天丼です。内容は海老2本、穴子、イカと小エビのかき揚げ、ナス、獅子唐、芽しょうがと言う布陣で、穴子や海老の大きい事大きい事。これだけ立派な天丼なら4000円ぐらいしても不思議じゃないよなぁと思いながら食べてみると、まさに至福としか言えない感動に出会いました。天ぷらの基本は材料をミディアムレアにする事だと言うのを何かの本で読んだ事があるのですが、まさにそのミディアムレアを体現するかのような素晴らしい揚げ上がり。生臭みやクセなどあろうはずもなく、どの素材も吟味された素晴らしい物だと言うのが素人目にも十分伝わります。もう殆ど会話を交わすことも無く、一心不乱に食べ進めてしまいました。ここの天丼はどちらかと言うとタレが多目だったのですが、それでも食後に胃がもたれる事も無く、あったのは至福としか表現できないような素晴らしい満足感のみでした。
お会計は一人当たり3000円弱ほどだったのですが、3000円もする食事をして「これは激安だった。」と心から思えたのはこれが始めてかもしれません。自分の中で天丼の地位が大きく向上しましたし、天丼と言うのはこれほど人を幸せに出来る物なのかと打ちひしがれました。レベルが違うのは承知していますが、もうてんや等で天丼を食べる事は出来ないだろうと思います。兎に角どれだけ褒めても褒め足りないほど素晴らしいお店なので、是非一度食べに行ってみてください。
貰ったパックは・・・「\(^o^)/オワタ」としか表現出来そうも無いほど酷いもので、ファッティは居ないわフライヤーは居ないわで散々でした。(辛うじて赤に巻物メイガスとガルガドンがいましたが、他の部分が余りにも・・・)1-1した所で未来が見えそうもなかったのでドロップ。その後は会場内でお喋りに花を咲かせてみたり。
その後17時前に会場を撤収し、一路三ノ輪にある土手の伊勢屋へ。ここは創業100年以上にもなる老舗の天ぷら屋で、土日ともなると昼から行列必死と言うお店。その情報を事前に調べておいたので、開店とほぼ同時に滑り込もうとするもすでに満席w外で少し待った後、奥のお座敷に通されました。
建物は戦前から変わっていないらしく、そのなんともいえない重厚な雰囲気は心が落ち着きます。普通天丼屋で天丼を注文すると3000円以上かかる事もざらにあるのですが、ここでは一番高い「ハ」の天丼でも2300円と大変リーズナブル。しかも穴子は注文を受けた後で捌いてくれると言うのだから心が躍ります。
一緒に行った中間達と談笑しているとまもなくお新香が到着。何の気無しに一口食べてみるとこれが素晴らしく美味い。口にした全員がその場で言葉を失うほどでした。そんなに沢山のお新香を食べてきた訳ではありませんが、私がこれまでに食べたお新香の中では最高のものだった事は間違いありません。大根の浅漬けは瑞々しいながらも味が濃く、「大根ってのはこんなに美味いんだぞ」と全体から主張しているようで、キャベツの漬物は紫蘇の風味がなんとも言えない爽やかな清涼感を感じさせてくれます。450円と言う値段が最初は高く思えましたが、いやはやこれほどまでとは。
しばらくすると天丼と味噌汁が到着。噂に違わぬ天ぷらの多さで、蓋が丼から浮かんでましたw最初に味噌汁を飲んでみるとこれがまた最高に美味い。なめこと豆腐、三つ葉だけのシンプルな味噌汁なのですが、丁寧に取られた出汁の香りと味噌の香りが混然となって脳みそを刺激してきます。こちらも私がこれまで飲んできた味噌汁とは次元の違う物だった事は言うまでもありません。そして等々メインの天丼です。内容は海老2本、穴子、イカと小エビのかき揚げ、ナス、獅子唐、芽しょうがと言う布陣で、穴子や海老の大きい事大きい事。これだけ立派な天丼なら4000円ぐらいしても不思議じゃないよなぁと思いながら食べてみると、まさに至福としか言えない感動に出会いました。天ぷらの基本は材料をミディアムレアにする事だと言うのを何かの本で読んだ事があるのですが、まさにそのミディアムレアを体現するかのような素晴らしい揚げ上がり。生臭みやクセなどあろうはずもなく、どの素材も吟味された素晴らしい物だと言うのが素人目にも十分伝わります。もう殆ど会話を交わすことも無く、一心不乱に食べ進めてしまいました。ここの天丼はどちらかと言うとタレが多目だったのですが、それでも食後に胃がもたれる事も無く、あったのは至福としか表現できないような素晴らしい満足感のみでした。
お会計は一人当たり3000円弱ほどだったのですが、3000円もする食事をして「これは激安だった。」と心から思えたのはこれが始めてかもしれません。自分の中で天丼の地位が大きく向上しましたし、天丼と言うのはこれほど人を幸せに出来る物なのかと打ちひしがれました。レベルが違うのは承知していますが、もうてんや等で天丼を食べる事は出来ないだろうと思います。兎に角どれだけ褒めても褒め足りないほど素晴らしいお店なので、是非一度食べに行ってみてください。
東京ぐるめ紀行 番外編 柏の葉キャンパス大和寿司
2006年11月28日 東京ぐるめ紀行 コメント (3)先週の土曜日に柏の葉キャンパスまで出かけてきました。
お目当てはてっしょうが絶賛する大和寿司の支店です。
大和寿司は築地にある有名店で、いつも混雑しています。
その味が並ぶ事無く味わえるとなればもう行くしかありません。
つくばエクスプレスのボッタクリ値段に辟易しつつ一路柏の葉へ。
案の定ツダとてっしょうが遅れたので、マメーと二人で寒空の下
雨に濡れた子犬のようにガタガタと体を震わせて待つ事に。
30分ほど遅れて二人が到着し、そのまま10分ほど歩いて到着。
引き戸を開けると寿司酢の良い香りが鼻を擽ります。
殆ど待たずに入店し、お好み7貫1700円を注文する事に。
この寿司がまぁ美味いこと美味いこと!
ヒラメがシコシコしてるとか、トロの脂が乗ってるとか。
そういった言葉がどうでもよくなるような美味しさでした。
活クルマエビは弾力も然ることながら身の甘さが秀逸で、
自然と顔がにんまりしてしまいました。
ボタンエビは身がシッカリとしていてプリプリと口の中で
踊るようでした。ヘタな店でボタンエビを頼むと大抵
身のよれた情けないエビが出てきますが、ここではそんな事はありません。
無論7貫で済むはずがなく、お好みであれやこれやと追加注文。
さんざっぱら食い尽くして4人分の勘定が12000円なのは驚愕の一言。
いやぁ、こんな店が近所にあったらなぁ・・・。
これまで色々なお店で寿司を食べてきましたが、
大和寿司はそのパフォーマンスだけ見てもトップクラスで、
コストパフォーマンスを考えれば最上級に位置する物だと思います。
近いうちに必ずまた食べに行く事でしょう。
お目当てはてっしょうが絶賛する大和寿司の支店です。
大和寿司は築地にある有名店で、いつも混雑しています。
その味が並ぶ事無く味わえるとなればもう行くしかありません。
つくばエクスプレスのボッタクリ値段に辟易しつつ一路柏の葉へ。
案の定ツダとてっしょうが遅れたので、マメーと二人で寒空の下
雨に濡れた子犬のようにガタガタと体を震わせて待つ事に。
30分ほど遅れて二人が到着し、そのまま10分ほど歩いて到着。
引き戸を開けると寿司酢の良い香りが鼻を擽ります。
殆ど待たずに入店し、お好み7貫1700円を注文する事に。
この寿司がまぁ美味いこと美味いこと!
ヒラメがシコシコしてるとか、トロの脂が乗ってるとか。
そういった言葉がどうでもよくなるような美味しさでした。
活クルマエビは弾力も然ることながら身の甘さが秀逸で、
自然と顔がにんまりしてしまいました。
ボタンエビは身がシッカリとしていてプリプリと口の中で
踊るようでした。ヘタな店でボタンエビを頼むと大抵
身のよれた情けないエビが出てきますが、ここではそんな事はありません。
無論7貫で済むはずがなく、お好みであれやこれやと追加注文。
さんざっぱら食い尽くして4人分の勘定が12000円なのは驚愕の一言。
いやぁ、こんな店が近所にあったらなぁ・・・。
これまで色々なお店で寿司を食べてきましたが、
大和寿司はそのパフォーマンスだけ見てもトップクラスで、
コストパフォーマンスを考えれば最上級に位置する物だと思います。
近いうちに必ずまた食べに行く事でしょう。
東京ぐるめ紀行 西新宿東京麺通団
2006年11月2日 東京ぐるめ紀行 コメント (2)都道府県選手権の帰りにナモに誘われ、
兼ねてから美味いと噂だった東京麺通団へ行ってみる事に。
まず入り口で基本となるうどんメニューから一つを選び、
それを入ってすぐの所にある麺茹でコーナーで注文する。
あとは流れにそってトッピングを選び、最後にお会計をして
各自思い思いの場所に座って食べると言う形式だ。
この形式自体は最近乱立しているうどん専門店のそれと
基本的に何も変わらないため、さほど迷う事も無いと思う。
ただ入り口横のメニューが若干見難かったので、
もう少し文字を大きくする等の工夫の余地は有ると思われる。
今回私が注文したのはぶっかけうどんの大。
水でしめた冷たいうどんに冷たい出汁をかけただけのシンプルな物。
これにてんぷらを2つトッピングしてお会計が700円以下なのは安い。
この店では熱いうどんを注文した人は自分で熱々のだし汁を注ぐ事になっている。
今回は冷たいうどんを注文したが、次回はぜひ熱いうどんを頼んでみたい。
麺はさぬきうどんとしては若干柔らかめであるが、コシがあり
小麦の旨味が感じられ、非常によく出来た麺だと言える。
さすがにエン座の麺と比べると分が悪いのは否めないが、
値段差と立地条件を考えればダメ出しするような程ではない。
一方で出汁にもうひとつ風味が足りないような気がした。
冷たいうどんだった事も影響しているのだろうが、
一口すするだけで鼻を擽る独特の芳香が感じられないのは残念だ。
ただ一回食べただけで評価を下すのは明らかに早計であり、
もう2〜3回は食べに行ってから判断したいと思う。
トッピングのてんぷらは極普通の物だ。
まぁうどんのトッピングにアレコレ注文をつけるのも野暮であるし、
100円と言う値段を考えれば非常にコストパフォーマンスは良い。
今回はかしわ天とちくわ天をトッピングしたが、店によると
半熟卵天とゲソ天がオススメらしいので、次回はそれを食べてみようと思う。
基本的にセルフサービスの店なので接客は無い。
まぁうどん屋に長く居座る客もいないだろうし、
テーブルもきちんと拭かれていたので特に問題は無いだろう。
おしぼりが布製で、熱々なのは高評価。
やはりおしぼりは固く絞った布製の物に限る。
ファミレスで良くある紙のおしぼりは駄目だ。
ただ冷水はもう少し冷たい方が・・・。
総合すると、純粋なパフォーマンスとしてはエン座に劣るものの、
立地条件や値段を考えればコストパフォーマンスは極めて高いと言える。
メニューも沢山あり飽きが来ないので、新宿へ寄った際に
軽い昼食として重宝するのではないだろうか。
ただ駅から若干距離があるので、そこだけは気をつけたい。
兼ねてから美味いと噂だった東京麺通団へ行ってみる事に。
まず入り口で基本となるうどんメニューから一つを選び、
それを入ってすぐの所にある麺茹でコーナーで注文する。
あとは流れにそってトッピングを選び、最後にお会計をして
各自思い思いの場所に座って食べると言う形式だ。
この形式自体は最近乱立しているうどん専門店のそれと
基本的に何も変わらないため、さほど迷う事も無いと思う。
ただ入り口横のメニューが若干見難かったので、
もう少し文字を大きくする等の工夫の余地は有ると思われる。
今回私が注文したのはぶっかけうどんの大。
水でしめた冷たいうどんに冷たい出汁をかけただけのシンプルな物。
これにてんぷらを2つトッピングしてお会計が700円以下なのは安い。
この店では熱いうどんを注文した人は自分で熱々のだし汁を注ぐ事になっている。
今回は冷たいうどんを注文したが、次回はぜひ熱いうどんを頼んでみたい。
麺はさぬきうどんとしては若干柔らかめであるが、コシがあり
小麦の旨味が感じられ、非常によく出来た麺だと言える。
さすがにエン座の麺と比べると分が悪いのは否めないが、
値段差と立地条件を考えればダメ出しするような程ではない。
一方で出汁にもうひとつ風味が足りないような気がした。
冷たいうどんだった事も影響しているのだろうが、
一口すするだけで鼻を擽る独特の芳香が感じられないのは残念だ。
ただ一回食べただけで評価を下すのは明らかに早計であり、
もう2〜3回は食べに行ってから判断したいと思う。
トッピングのてんぷらは極普通の物だ。
まぁうどんのトッピングにアレコレ注文をつけるのも野暮であるし、
100円と言う値段を考えれば非常にコストパフォーマンスは良い。
今回はかしわ天とちくわ天をトッピングしたが、店によると
半熟卵天とゲソ天がオススメらしいので、次回はそれを食べてみようと思う。
基本的にセルフサービスの店なので接客は無い。
まぁうどん屋に長く居座る客もいないだろうし、
テーブルもきちんと拭かれていたので特に問題は無いだろう。
おしぼりが布製で、熱々なのは高評価。
やはりおしぼりは固く絞った布製の物に限る。
ファミレスで良くある紙のおしぼりは駄目だ。
ただ冷水はもう少し冷たい方が・・・。
総合すると、純粋なパフォーマンスとしてはエン座に劣るものの、
立地条件や値段を考えればコストパフォーマンスは極めて高いと言える。
メニューも沢山あり飽きが来ないので、新宿へ寄った際に
軽い昼食として重宝するのではないだろうか。
ただ駅から若干距離があるので、そこだけは気をつけたい。
東京ぐるめ紀行 末広町鳥つね自然洞
2006年7月16日 東京ぐるめ紀行随分久しぶりになっちゃったw
昨日は秋葉原アメニティのプレリパに参加してきました。
もらったパックはレアこそ無いものの、《キイェルドーのガーゴイル》3枚が
まぶしく輝いており、なかなかいい感じのトリーヴァに。
結果はヴァルキリーに一回ハメ殺されて4-1。
賞品の4パックからは何も出なかったけど、副賞のマリットレイジトークンが
ギルランに変わったので満足。
ここからが本題w
鳥つね自然洞は鳥好きの間では知らぬ人はいないだろう超有名店です。
本当は夜の鳥鍋コースが絶品らしいのですが、何分非常にいいお値段なので
中々夜行く訳にはいきません。それに比べると昼の親子丼はリーズナブルな
価格だったので、前々から気になっていました。
ただこの店は日曜が定休日のため、AMCのついでに立ち寄ると言う
訳にもいかず、結局延び延びになってしまっていました。
店内は小ぢんまりとしていながら清潔で落ち着いた雰囲気です。
昼メニューは親子丼、特上親子丼、特上親子丼モツ入りの三種のみ。
今回は特上親子丼(1500円)を頂きました。
親子丼で1500円と言うのはかなり高額に感じると思います。
私も実際に食べてみるまではそう感じてました。
ところが一口食べてみるとそれがいかに愚かだったかを思い知ります。
名古屋コーチンの肉は非常に柔らかく、かと言ってブロイラーのように
情けなくデローンとする事無く自分を主張します。お店のウェブサイトによると
コーチンの他に軍鶏も使っているらしいのですが、軍鶏特有のシッカリとした
歯ごたえが感じられなかったので、軍鶏は夜だけなのかもしれないですね。
私はシッカリとした歯ごたえの鳥が大好物なのですが、こと親子丼に限っては
やわらかい肉質の方が全体の相性が良くなると思います。
なのでコーチン中心の肉選択は非常に私好みでした。
肉質もさることながら、さらに素晴らしいのは半熟状態の卵。
固ゆでを10とした場合、ここの親子丼は4ぐらいの加熱具合なのですが、
これが良い出汁をたっぷりと吸って美味いこと美味いこと。
卵自体の味が非常にしっかりしており、スーパーで売っている
普通の卵が薄っぺらく感じてしまいます。
ご飯は硬めに炊かれており、角の立った食感が心地よいです。
一緒についてくる鳥スープとお新香も美味しく、あっという間に
平らげてしまいました。
これで1500円は絶対にお得です。
私も色々な親子丼を食べてきましたが、ここ以上に美味い店は
知りませんし、これから先も見つける事は困難だと思います。
末広町の本店まで行かなくとも、Akiba-Ichi(駅前のデカいビル)に
支店を構えているらしいので、そちらを利用するのも良いと思います。
(調べてみた所、そっちの支店は日曜も営業しているみたいです)
昨日は秋葉原アメニティのプレリパに参加してきました。
もらったパックはレアこそ無いものの、《キイェルドーのガーゴイル》3枚が
まぶしく輝いており、なかなかいい感じのトリーヴァに。
結果はヴァルキリーに一回ハメ殺されて4-1。
賞品の4パックからは何も出なかったけど、副賞のマリットレイジトークンが
ギルランに変わったので満足。
ここからが本題w
鳥つね自然洞は鳥好きの間では知らぬ人はいないだろう超有名店です。
本当は夜の鳥鍋コースが絶品らしいのですが、何分非常にいいお値段なので
中々夜行く訳にはいきません。それに比べると昼の親子丼はリーズナブルな
価格だったので、前々から気になっていました。
ただこの店は日曜が定休日のため、AMCのついでに立ち寄ると言う
訳にもいかず、結局延び延びになってしまっていました。
店内は小ぢんまりとしていながら清潔で落ち着いた雰囲気です。
昼メニューは親子丼、特上親子丼、特上親子丼モツ入りの三種のみ。
今回は特上親子丼(1500円)を頂きました。
親子丼で1500円と言うのはかなり高額に感じると思います。
私も実際に食べてみるまではそう感じてました。
ところが一口食べてみるとそれがいかに愚かだったかを思い知ります。
名古屋コーチンの肉は非常に柔らかく、かと言ってブロイラーのように
情けなくデローンとする事無く自分を主張します。お店のウェブサイトによると
コーチンの他に軍鶏も使っているらしいのですが、軍鶏特有のシッカリとした
歯ごたえが感じられなかったので、軍鶏は夜だけなのかもしれないですね。
私はシッカリとした歯ごたえの鳥が大好物なのですが、こと親子丼に限っては
やわらかい肉質の方が全体の相性が良くなると思います。
なのでコーチン中心の肉選択は非常に私好みでした。
肉質もさることながら、さらに素晴らしいのは半熟状態の卵。
固ゆでを10とした場合、ここの親子丼は4ぐらいの加熱具合なのですが、
これが良い出汁をたっぷりと吸って美味いこと美味いこと。
卵自体の味が非常にしっかりしており、スーパーで売っている
普通の卵が薄っぺらく感じてしまいます。
ご飯は硬めに炊かれており、角の立った食感が心地よいです。
一緒についてくる鳥スープとお新香も美味しく、あっという間に
平らげてしまいました。
これで1500円は絶対にお得です。
私も色々な親子丼を食べてきましたが、ここ以上に美味い店は
知りませんし、これから先も見つける事は困難だと思います。
末広町の本店まで行かなくとも、Akiba-Ichi(駅前のデカいビル)に
支店を構えているらしいので、そちらを利用するのも良いと思います。
(調べてみた所、そっちの支店は日曜も営業しているみたいです)
東京ぐるめ紀行 練馬区大泉手打ちうどんエン座編
2005年12月19日 東京ぐるめ紀行 コメント (29)昨日はみんなでイグニス大泉学園店まで遊びに行ってきました。
色々と大規模な取引が行われ、25日のAMCが楽しみです。
さて、今日はその途中に寄ったうどん屋の話。
前々から知り合いに「ここは美味い!」と薦められていて、
その内行って見ようとは思っていたのですが、正直それほど
期待はしていませんでした。私は基本的にうどんよりも蕎麦が好きで、
蕎麦屋はちょくちょく通うのですが、うどん屋となると中々足を運びません。
入り口や内装はやや民芸調の作りになっていて、温かみを感じさせます。
対応してくれた女将さんの接客も良く、これだけでうどんに期待が持てます。
お冷は水ではなく麦茶になっていて、最初の一杯目以降はセルフサービス。
これはお店の繁盛振りを考えれば当然だと思います。
うどんには色々と種類があり、定番であるもり・かけ・釜揚げの他に
糧うどん等と言った、いかにも武蔵野うどんらしいメニューが並んでいます。
値段はどれも600円〜800円代にまとまっていて、高額になりがちな
蕎麦・饂飩業界においては非常に良心的な値段設定でした。
運ばれてきたうどんをみてまず驚いたのがその色とつや。
決して煌びやかな訳でも、華やかな訳でもないのに凛として佇む
姿は高貴とさえ感じさせます。ふわりと鼻をくすぐる小麦の香りは
一片の嫌味も泣く、朴訥にして純粋な風味を醸し出しています。
糧うどんのツユは甘口ですが、決して砂糖などでつけた安っぽい甘さ
ではありません。幾重にも幾重にも折り重なった出汁と出汁の織物が
舌の上でホロホロと溶けてゆくのはなんとも官能的です。
それに対して基本である釜揚げうどんのツユはキリッとした辛さを
どっしりと構えた出汁が受け止め、それでいて麺の風味を損ねない
名脇役としての存在感を確固としています。釜揚げうどんを頼むと
たまに妙に凝ったツユを出す店がありますが、釜揚げの本質は
麺の風味を純粋に味わう事なのだから、ユツはそれを引き立てる脇役に
終止すべきなのです。
大根おろしとその絞り汁をツユに混ぜた「おしぼり」は大根の風味が
プンと漂い、おろし好きにはたまらない出来となっています。
ただ胃腸がまだ完全には回復していなかったため、風味の強いおしぼりは
私の口には少し合いませんでした。次回はぜひ体調万全の時に試してみたいです。
私の中で白眉だったのは、なんと言ってもニボシで出汁を取った
焼豚うどんの汁です。関西風の黄金色の出汁は澄んでいて、一口飲むと
香りが口腔内から鼻へ抜けてゆき、もはや言葉を発する気になりません。
店主がどれほどうどんを愛し、大切に思っているのかがストレートに
表現された素晴らしい汁でした。
さらにこのお店は焼き豚も素晴らしいです。うどん屋なのに焼豚がある
と言うのも変な話ではありますが、そこはそれ、一口食べればそのような
考えは吹き飛んでしまうほどの美味しいさなのです。
じっくりと煮込まれた焼豚はホロリとしていながらもジューシーで、
添えられた針生姜と白髪葱が焼豚の旨味を一層引き立てます。
これがわずか600円で食べられるとあっては、半ば本気で引越しを
検討しかねません。
麺・出汁・汁すべてにおいて完璧以上のお店でした。
私がこれまでに食べてきたうどんの中では間違いなく最高のお店です。
近くにおいでの際は勿論の事、休日等はぜひここへ食べに行ってみて下さい。
きっとあなたの中でのうどん観が変化するはずです。
色々と大規模な取引が行われ、25日のAMCが楽しみです。
さて、今日はその途中に寄ったうどん屋の話。
前々から知り合いに「ここは美味い!」と薦められていて、
その内行って見ようとは思っていたのですが、正直それほど
期待はしていませんでした。私は基本的にうどんよりも蕎麦が好きで、
蕎麦屋はちょくちょく通うのですが、うどん屋となると中々足を運びません。
入り口や内装はやや民芸調の作りになっていて、温かみを感じさせます。
対応してくれた女将さんの接客も良く、これだけでうどんに期待が持てます。
お冷は水ではなく麦茶になっていて、最初の一杯目以降はセルフサービス。
これはお店の繁盛振りを考えれば当然だと思います。
うどんには色々と種類があり、定番であるもり・かけ・釜揚げの他に
糧うどん等と言った、いかにも武蔵野うどんらしいメニューが並んでいます。
値段はどれも600円〜800円代にまとまっていて、高額になりがちな
蕎麦・饂飩業界においては非常に良心的な値段設定でした。
運ばれてきたうどんをみてまず驚いたのがその色とつや。
決して煌びやかな訳でも、華やかな訳でもないのに凛として佇む
姿は高貴とさえ感じさせます。ふわりと鼻をくすぐる小麦の香りは
一片の嫌味も泣く、朴訥にして純粋な風味を醸し出しています。
糧うどんのツユは甘口ですが、決して砂糖などでつけた安っぽい甘さ
ではありません。幾重にも幾重にも折り重なった出汁と出汁の織物が
舌の上でホロホロと溶けてゆくのはなんとも官能的です。
それに対して基本である釜揚げうどんのツユはキリッとした辛さを
どっしりと構えた出汁が受け止め、それでいて麺の風味を損ねない
名脇役としての存在感を確固としています。釜揚げうどんを頼むと
たまに妙に凝ったツユを出す店がありますが、釜揚げの本質は
麺の風味を純粋に味わう事なのだから、ユツはそれを引き立てる脇役に
終止すべきなのです。
大根おろしとその絞り汁をツユに混ぜた「おしぼり」は大根の風味が
プンと漂い、おろし好きにはたまらない出来となっています。
ただ胃腸がまだ完全には回復していなかったため、風味の強いおしぼりは
私の口には少し合いませんでした。次回はぜひ体調万全の時に試してみたいです。
私の中で白眉だったのは、なんと言ってもニボシで出汁を取った
焼豚うどんの汁です。関西風の黄金色の出汁は澄んでいて、一口飲むと
香りが口腔内から鼻へ抜けてゆき、もはや言葉を発する気になりません。
店主がどれほどうどんを愛し、大切に思っているのかがストレートに
表現された素晴らしい汁でした。
さらにこのお店は焼き豚も素晴らしいです。うどん屋なのに焼豚がある
と言うのも変な話ではありますが、そこはそれ、一口食べればそのような
考えは吹き飛んでしまうほどの美味しいさなのです。
じっくりと煮込まれた焼豚はホロリとしていながらもジューシーで、
添えられた針生姜と白髪葱が焼豚の旨味を一層引き立てます。
これがわずか600円で食べられるとあっては、半ば本気で引越しを
検討しかねません。
麺・出汁・汁すべてにおいて完璧以上のお店でした。
私がこれまでに食べてきたうどんの中では間違いなく最高のお店です。
近くにおいでの際は勿論の事、休日等はぜひここへ食べに行ってみて下さい。
きっとあなたの中でのうどん観が変化するはずです。
東京ぐるめ紀行 葛西手打ち蕎麦矢打編
2005年11月9日 東京ぐるめ紀行 コメント (1)今日は久しぶりに矢打の蕎麦が食べたくなったので、少し遠出をしてきた。
矢打は江戸川五丁目にある蕎麦屋で、極太の生粉打ち蕎麦と濃厚な
鴨汁せいろが名物の店だ。地元でも大人気の店で、この日も開店直後に
行ったのだが30分ほど行列に並ぶ事になった。
矢打はテーブル4つのみの小さな店なのだが、その店内は蕎麦屋らしからぬ
モダンな雰囲気をかもし出しており、落ち着いて食事が出来る。
席に着くとすぐに女将さんが注文を聞きにくるのだが、この女将さんの
人柄がすこぶる良く、これだけでも矢打に来る価値がある。
昼のメニューは鴨汁せいろ、おろしせいろ、なめこせいろ、もりせいろの
四種類のみ。それぞれ大中並と盛りの量が選べる。私はいつもここへくると
鴨汁せいろの大を注文するのだが、この量がすごい。蕎麦の量や
蕎麦の太さはラーメン二郎のそれに近い物があると思う。
ハラペコで食べ始めても、帰る時には「もう食えない」となっていることしかりだ。
ここの鴨汁は素晴らしい。鴨は合鴨なのだが、合鴨特有の脂臭さは無く、
濃厚でコクのある鴨汁が蕎麦によく絡むのだ。これが普通の店の蕎麦だと
完全に蕎麦を殺してしまう所だが、矢打の蕎麦ならそれは無い。
一緒に煮込まれているネギもすこぶる旨く、どうして家で食べるネギと
こんなにも差があるのかと考えてしまうほどだ。
逆にもりせいろは余りおすすめできない。もりせいろのつゆは
いわゆる普通の辛汁なので、完全に蕎麦の風味に負けてしまっている。
ラーメンで例えるなら濃厚な味噌バタコーンラーメン用の極太麺を
使って東京ラーメンを作るようなものだ。
とにかく個性的なので万人向けでは無いと思うが、矢打は好きな人には
たまらない蕎麦屋だ。シャッキリと打たれた更科蕎麦よりも蕎麦粉の
風味が濃厚な田舎蕎麦の方が好みだと言う人はぜひ一度行ってみては
いかがだろう?
矢打は江戸川五丁目にある蕎麦屋で、極太の生粉打ち蕎麦と濃厚な
鴨汁せいろが名物の店だ。地元でも大人気の店で、この日も開店直後に
行ったのだが30分ほど行列に並ぶ事になった。
矢打はテーブル4つのみの小さな店なのだが、その店内は蕎麦屋らしからぬ
モダンな雰囲気をかもし出しており、落ち着いて食事が出来る。
席に着くとすぐに女将さんが注文を聞きにくるのだが、この女将さんの
人柄がすこぶる良く、これだけでも矢打に来る価値がある。
昼のメニューは鴨汁せいろ、おろしせいろ、なめこせいろ、もりせいろの
四種類のみ。それぞれ大中並と盛りの量が選べる。私はいつもここへくると
鴨汁せいろの大を注文するのだが、この量がすごい。蕎麦の量や
蕎麦の太さはラーメン二郎のそれに近い物があると思う。
ハラペコで食べ始めても、帰る時には「もう食えない」となっていることしかりだ。
ここの鴨汁は素晴らしい。鴨は合鴨なのだが、合鴨特有の脂臭さは無く、
濃厚でコクのある鴨汁が蕎麦によく絡むのだ。これが普通の店の蕎麦だと
完全に蕎麦を殺してしまう所だが、矢打の蕎麦ならそれは無い。
一緒に煮込まれているネギもすこぶる旨く、どうして家で食べるネギと
こんなにも差があるのかと考えてしまうほどだ。
逆にもりせいろは余りおすすめできない。もりせいろのつゆは
いわゆる普通の辛汁なので、完全に蕎麦の風味に負けてしまっている。
ラーメンで例えるなら濃厚な味噌バタコーンラーメン用の極太麺を
使って東京ラーメンを作るようなものだ。
とにかく個性的なので万人向けでは無いと思うが、矢打は好きな人には
たまらない蕎麦屋だ。シャッキリと打たれた更科蕎麦よりも蕎麦粉の
風味が濃厚な田舎蕎麦の方が好みだと言う人はぜひ一度行ってみては
いかがだろう?
東京ぐるめ紀行 秋葉原すしざんまい編
2005年10月29日 東京ぐるめ紀行
今日は用事があって秋葉原まで出かけたのだが、
昼飯を食い損ねてしまった。用事が済んだのは
六時前で、夕飯には少し早いが昼飯と言うには
あまりにも遅すぎる中途半端な時間。
最初はサンボで牛丼でも食べようかと思ったが、店の前に行くと
運が悪くすでに営業終了していた。さてどうしようかとしばらく
迷った末に、先日出来たすしざんまいへ行ってみようという事に。
場所はビッグカメラの一階なので、知っている人も多いだろう。
都内を中心に何店舗か構える寿司チェーン店だ。正直な話、私は
最初まったく味に期待していなかった。すし屋らしからぬその看板と
店名から、持ち帰り寿司や出前寿司と同じような物だと思っていたのだ。
入店すると威勢の良い声が響く。店内も清潔で、第一印象は満点。
カウンターに座れたのでお決まりではなくお好みで頼む事にした。
最初に中トロを頼んだのだが、これが存外に旨かった。
安い寿司屋でトロを頼むと決まってあぶらっぽくしつこい物が
出てくるのだが、ここの中トロはしっとりと脂がのっていながらも
スッと後味が消えるのだ。それにシャリも良い。しっかりと存在感を
主張しながらもでしゃばらない、しっかりとしたシャリだった。
握りも流線型を保ちつつ小振りで、最近ありがちなデカネタ寿司
などでは無かった。これは私の持論なのだが、寿司は「つまむ」物
なのだから、シャリはやや小振りな方が良い。最近はネタもシャリも
大きすぎるものが多く、なんともやりきれない気持ちになる。
ここの寿司はそのような物ではなく、まさしく「寿司屋」の仕事だった。
続いてスミイカ、アジ、ヒラメ、イサキと頼んだのだがどれも旨い。
ネタを切ってただ握るだけと言った仕事は極力避けているのが分かる。
合わせる薬味もネタごとに良く考えており、実に気持ちが良い。
結局その後エンガワや赤身、関アジやアナゴを堪能した。
最後にかんぴょう巻きを頼んだのだが、後からそれがメニューに
無い事が分かった。一見客がこのような注文をすれば普通は断られる
ものだと思うが、嫌な顔ひとつ見せずに気持ちよく巻いてくれた。
全部で20カンほど頂いたのだが、お会計は3000円少々だった。
この質でこの値段ならば非常に良心的だと思う。聞けばこの店は
24時間営業らしく、この値段で抑えるのにさぞ苦労しているのだろう。
それでも安さに胡坐をかかず、お客に気持ちよく寿司を食べてもらおうと
する姿勢には感服する。
味だけを見れば、すしざんまいはそこまで素晴らしいとは言えない。
ネタの質もシャリの質も、探せばもっと上の店はいくらでもあるだろう。
しかし寿司屋の魅力と言うのはそれだけではない。気持ちよく食事の
出来る環境が整っていれば寿司の旨さは格段に上がり、懐具合を
心配する必要が無ければそれだけ気軽に立ち寄る事が出来る。
すしざんまいは気軽に楽しく旨い寿司が食べられる店だ。
今度秋葉原まで出向く事があったらぜひ寄ってみてはいかがだろう?
昼飯を食い損ねてしまった。用事が済んだのは
六時前で、夕飯には少し早いが昼飯と言うには
あまりにも遅すぎる中途半端な時間。
最初はサンボで牛丼でも食べようかと思ったが、店の前に行くと
運が悪くすでに営業終了していた。さてどうしようかとしばらく
迷った末に、先日出来たすしざんまいへ行ってみようという事に。
場所はビッグカメラの一階なので、知っている人も多いだろう。
都内を中心に何店舗か構える寿司チェーン店だ。正直な話、私は
最初まったく味に期待していなかった。すし屋らしからぬその看板と
店名から、持ち帰り寿司や出前寿司と同じような物だと思っていたのだ。
入店すると威勢の良い声が響く。店内も清潔で、第一印象は満点。
カウンターに座れたのでお決まりではなくお好みで頼む事にした。
最初に中トロを頼んだのだが、これが存外に旨かった。
安い寿司屋でトロを頼むと決まってあぶらっぽくしつこい物が
出てくるのだが、ここの中トロはしっとりと脂がのっていながらも
スッと後味が消えるのだ。それにシャリも良い。しっかりと存在感を
主張しながらもでしゃばらない、しっかりとしたシャリだった。
握りも流線型を保ちつつ小振りで、最近ありがちなデカネタ寿司
などでは無かった。これは私の持論なのだが、寿司は「つまむ」物
なのだから、シャリはやや小振りな方が良い。最近はネタもシャリも
大きすぎるものが多く、なんともやりきれない気持ちになる。
ここの寿司はそのような物ではなく、まさしく「寿司屋」の仕事だった。
続いてスミイカ、アジ、ヒラメ、イサキと頼んだのだがどれも旨い。
ネタを切ってただ握るだけと言った仕事は極力避けているのが分かる。
合わせる薬味もネタごとに良く考えており、実に気持ちが良い。
結局その後エンガワや赤身、関アジやアナゴを堪能した。
最後にかんぴょう巻きを頼んだのだが、後からそれがメニューに
無い事が分かった。一見客がこのような注文をすれば普通は断られる
ものだと思うが、嫌な顔ひとつ見せずに気持ちよく巻いてくれた。
全部で20カンほど頂いたのだが、お会計は3000円少々だった。
この質でこの値段ならば非常に良心的だと思う。聞けばこの店は
24時間営業らしく、この値段で抑えるのにさぞ苦労しているのだろう。
それでも安さに胡坐をかかず、お客に気持ちよく寿司を食べてもらおうと
する姿勢には感服する。
味だけを見れば、すしざんまいはそこまで素晴らしいとは言えない。
ネタの質もシャリの質も、探せばもっと上の店はいくらでもあるだろう。
しかし寿司屋の魅力と言うのはそれだけではない。気持ちよく食事の
出来る環境が整っていれば寿司の旨さは格段に上がり、懐具合を
心配する必要が無ければそれだけ気軽に立ち寄る事が出来る。
すしざんまいは気軽に楽しく旨い寿司が食べられる店だ。
今度秋葉原まで出向く事があったらぜひ寄ってみてはいかがだろう?
東京ぐるめ紀行 神田まつや編
2005年10月2日 東京ぐるめ紀行今日は神田まで用事があったので、帰り道にまつやへ行って来ました。
まつやは藪蕎麦と並ぶ神田の蕎麦屋で、かの池波正太郎も愛したと言う
由緒正しき(?)お店です。ただまつやが他の名店と違う所は、
そのような歴史を感じさせつつも、それがお仕着せがましくない所にあります。
世に名店は数多存在しますが、「うちは老舗でござい」と言わんがばかりの
雰囲気をまとっているお店は少なくありません。ところがこのまつやでは
そのような雰囲気は微塵もなく、どこにでもある普通の蕎麦屋の風情を
感じさせてくれます。まつやと藪蕎麦を比較した記事を見ると、
まず間違いなくまつやが庶民派として解説されている事からも
まつやの親しみやすさが感じ取れるでしょう。
さて、そんなまつやですが、やはり趣味蕎麦である事に変わりはありません。
もり1枚での量は多くなく(と言っても藪ほどではありませんが)、
辛口のつゆでサクッと頂くのが粋な食べ方と言えるでしょう。
まつやの辛汁は出汁の香りが非常に強く、対する藪蕎麦はかえしの
風味が非常に強い傾向にあります。ここは好みの別れるところなのですが、
私は後の蕎麦湯がより美味しく感じられるのでまつやの辛汁の方が好みです。
共通する点は両者とも非常に「濃い」と言う点で、うっかり蕎麦全体を
辛汁に浸そうものなら思わずむせ込んでしまうほどです。
蕎麦の1/3程を辛汁にさっと潜らせてたぐるとちょうど良い感じです。
今回私はもりを2枚頼んだのですが、さすがは新そばの季節だけあって
そばの香りが非常に豊かでした。香りの良い蕎麦と言うものは
思わず人を笑顔にしてしまう性質がありますね。
たまにTV等で蕎麦を辛汁につけずそのまま食べる人がいますが、
大体は食通ぶりたいという見栄がさせているだけの行為です。
ただこの新そばの時だけはそうやって食べても十分すぎるほど
美味しく感じられるため、私も2口ほどそのままたぐってしまいましたw
まつやほどの名店ともなると、これ以上あれこれ書いたところで
野暮ったい文章にしかなりません。ぜひ一度訪れてみてください。
蕎麦と言う食べ物の新しい美味しさに感動すること間違いなしです。
そうそう、初めて行く時は欲張らずにもり1枚にしておく事をオススメします。
食後にその足ですぐ近くにある藪蕎麦をハシゴするのがまた面白い物なのです。
まつやは藪蕎麦と並ぶ神田の蕎麦屋で、かの池波正太郎も愛したと言う
由緒正しき(?)お店です。ただまつやが他の名店と違う所は、
そのような歴史を感じさせつつも、それがお仕着せがましくない所にあります。
世に名店は数多存在しますが、「うちは老舗でござい」と言わんがばかりの
雰囲気をまとっているお店は少なくありません。ところがこのまつやでは
そのような雰囲気は微塵もなく、どこにでもある普通の蕎麦屋の風情を
感じさせてくれます。まつやと藪蕎麦を比較した記事を見ると、
まず間違いなくまつやが庶民派として解説されている事からも
まつやの親しみやすさが感じ取れるでしょう。
さて、そんなまつやですが、やはり趣味蕎麦である事に変わりはありません。
もり1枚での量は多くなく(と言っても藪ほどではありませんが)、
辛口のつゆでサクッと頂くのが粋な食べ方と言えるでしょう。
まつやの辛汁は出汁の香りが非常に強く、対する藪蕎麦はかえしの
風味が非常に強い傾向にあります。ここは好みの別れるところなのですが、
私は後の蕎麦湯がより美味しく感じられるのでまつやの辛汁の方が好みです。
共通する点は両者とも非常に「濃い」と言う点で、うっかり蕎麦全体を
辛汁に浸そうものなら思わずむせ込んでしまうほどです。
蕎麦の1/3程を辛汁にさっと潜らせてたぐるとちょうど良い感じです。
今回私はもりを2枚頼んだのですが、さすがは新そばの季節だけあって
そばの香りが非常に豊かでした。香りの良い蕎麦と言うものは
思わず人を笑顔にしてしまう性質がありますね。
たまにTV等で蕎麦を辛汁につけずそのまま食べる人がいますが、
大体は食通ぶりたいという見栄がさせているだけの行為です。
ただこの新そばの時だけはそうやって食べても十分すぎるほど
美味しく感じられるため、私も2口ほどそのままたぐってしまいましたw
まつやほどの名店ともなると、これ以上あれこれ書いたところで
野暮ったい文章にしかなりません。ぜひ一度訪れてみてください。
蕎麦と言う食べ物の新しい美味しさに感動すること間違いなしです。
そうそう、初めて行く時は欲張らずにもり1枚にしておく事をオススメします。
食後にその足ですぐ近くにある藪蕎麦をハシゴするのがまた面白い物なのです。
東京ぐるめ紀行 池袋 蒙古タンメン中本編
2005年9月3日 東京ぐるめ紀行今日は小泉達と一緒に池袋で初中本に挑戦してみました。
この中本は池袋MTGプレイヤーの間では有名なお店で、激辛ラーメンが名物です。
店に到着するとまだ11時だと言うのに行列が出来てました。
並びながらメニューを眺めてみると「初心者はまず味噌タンメン」と言う
注意書きが書いてあったので、素直に味噌タンメンを頼む事にしました。
店内に入ると唐辛子の辛味とニンニクの香りがぷ〜んと漂ってきて、
実においしそうな食欲をそそる香りになっていました。
どうやら辛いだけのキワモノラーメンではなさそうです。
味噌タンメン大盛り(大盛りは50円増しでした。実に良心的ですよね)
を券売機で購入し、しばし待つと・・・・出てまいりました。
最初はスープを恐る恐るすすってみたものの・・・・これは美味い!!
初心者向けだけあって辛味はマイルドで、非常に複雑かつ濃厚な
旨味が口いっぱいに広がります。麺は太ちぢれ麺でコシがあり、
濃厚なスープとの相性はバツグンで、これならば行列が出来るのも納得です。
一緒に行った巴がミニ冷やし味噌つけめん(大辛)を頼んだので
味見させてもらったのですが、さすがに凄まじい辛さではあるものの
その中に見え隠れする芳醇な旨味にまたもや脱帽。
結局会話もそこそこに汗をかきながら食べきってしまいました。
いやはや、まさかこれほど美味しいとは。幸せな時間を過ごさせていただきました。
今後は池袋に行った時は二郎にするか中本にするかでかなり悩みそうです。
辛いものが大好きな方は勿論、あまり辛いものが得意でない方でも
味噌タンメンならば十分美味しくいただけます。辛いもの好きなら
いきなり蒙古タンメンスタートでも問題ないです。
ここはイチオシですよ。
この中本は池袋MTGプレイヤーの間では有名なお店で、激辛ラーメンが名物です。
店に到着するとまだ11時だと言うのに行列が出来てました。
並びながらメニューを眺めてみると「初心者はまず味噌タンメン」と言う
注意書きが書いてあったので、素直に味噌タンメンを頼む事にしました。
店内に入ると唐辛子の辛味とニンニクの香りがぷ〜んと漂ってきて、
実においしそうな食欲をそそる香りになっていました。
どうやら辛いだけのキワモノラーメンではなさそうです。
味噌タンメン大盛り(大盛りは50円増しでした。実に良心的ですよね)
を券売機で購入し、しばし待つと・・・・出てまいりました。
最初はスープを恐る恐るすすってみたものの・・・・これは美味い!!
初心者向けだけあって辛味はマイルドで、非常に複雑かつ濃厚な
旨味が口いっぱいに広がります。麺は太ちぢれ麺でコシがあり、
濃厚なスープとの相性はバツグンで、これならば行列が出来るのも納得です。
一緒に行った巴がミニ冷やし味噌つけめん(大辛)を頼んだので
味見させてもらったのですが、さすがに凄まじい辛さではあるものの
その中に見え隠れする芳醇な旨味にまたもや脱帽。
結局会話もそこそこに汗をかきながら食べきってしまいました。
いやはや、まさかこれほど美味しいとは。幸せな時間を過ごさせていただきました。
今後は池袋に行った時は二郎にするか中本にするかでかなり悩みそうです。
辛いものが大好きな方は勿論、あまり辛いものが得意でない方でも
味噌タンメンならば十分美味しくいただけます。辛いもの好きなら
いきなり蒙古タンメンスタートでも問題ないです。
ここはイチオシですよ。