レガシーの人気の秘密
2011年8月3日 TCG全般 コメント (11)自分なりに色々と考えてみた
1.環境の変化が遅い
カードプールが広いため、新エキスパンションの影響が他フォーマットと比べて薄く、また大会開催数もスタンダードと比べると非常に少ないので環境の変化が遅い。
レガシープレイヤーの多くは社会人であり、マジックに費やせる時間は限られている。遊ぶ機会も週一回あれば良い方で、中には月一回の大会や集会を楽しみに毎日頑張っている人もいる事だろう。
そう言う人達にとって、情報面での格差が生じにくいと言うのは非常にありがたいものだ。ゆっくりまったり遊べるのがレガシーの良さだと言える。
2.コレクション性が高い
レガシーのカードは非常に高価なものが少なくないが、ローテーション落ちがないためそれらの価値は滅多に変動しない。何かのきっかけで高騰する可能性はあれど、逆に暴落する事はまず無い。なので入手した時の価値を維持したまま、いつまでも手元に置いておけると言うコレクション的要素が高いのだ。
入手した時の金額でいつでも売却可能なため、形を変えた貯金だと自分に言い訳しながらカードを買いあさるプレイヤーも少なくないだろうw
3.自分の好きなデッキで戦える
人にはそれぞれ好みのデッキがある。パーミッションが好きな人もいれば緑単ビートダウンが好きな人もいるだろう。しかしスタンダードではカードプールの制約があるため、中々思うように遊ぶ事が出来ない。ロックデッキが好きな人が今のスタンダードで遊んだとしても望むようなデッキを作る事は難しいだろう。
その点レガシーならば古今東西あらゆるカードが使えるため、自分の好きなカードを好きなだけ使う事が出来る。全国一億二千万人の《闇の疑惑/Dark Suspicions》ファンの皆さんお待たせしました!
4.「正解」が無い
レガシーにおいて最強のデッキというものは存在しない。あらゆる対策カードが存在するため、仮にスタンダード環境におけるカウブレードやヴァラクートのようなデッキが登場したとしても、瞬く間に駆逐されてしまう。
これは逆に言えば何を使っても不正解ではないと言う事だ。
どんなデッキにでもワンチャンが存在し、そのワンチャンを生かすためには何よりもそのデッキを使い込む事が必要になる。言うなればデッキに対する愛情を競い合うフォーマットといった所か。
自分の好きなデッキを一生懸命調整し、使い込み、それがきちんと結果として反映される。そんな環境だからやりがいもあるし、可愛い我が子におめかししようと黒枠病やFOIL病に罹る人が後を絶たないのだろう。
まとめると、レガシーの人気の秘密は
「好きなデッキを使う事が出来、使い込む程に成績が上がってゆく。賞味期限が無いので自分のペースで遊べるし、仕事や学業と平行して遊んでも十分間に合う程度の情報速度である」
と言った所にあるんじゃなかろうか。
AMCに参加してくれている人々を見ていると、あながち間違いでは無さそうだなぁと思う次第だ。
1.環境の変化が遅い
カードプールが広いため、新エキスパンションの影響が他フォーマットと比べて薄く、また大会開催数もスタンダードと比べると非常に少ないので環境の変化が遅い。
レガシープレイヤーの多くは社会人であり、マジックに費やせる時間は限られている。遊ぶ機会も週一回あれば良い方で、中には月一回の大会や集会を楽しみに毎日頑張っている人もいる事だろう。
そう言う人達にとって、情報面での格差が生じにくいと言うのは非常にありがたいものだ。ゆっくりまったり遊べるのがレガシーの良さだと言える。
2.コレクション性が高い
レガシーのカードは非常に高価なものが少なくないが、ローテーション落ちがないためそれらの価値は滅多に変動しない。何かのきっかけで高騰する可能性はあれど、逆に暴落する事はまず無い。なので入手した時の価値を維持したまま、いつまでも手元に置いておけると言うコレクション的要素が高いのだ。
入手した時の金額でいつでも売却可能なため、形を変えた貯金だと自分に言い訳しながらカードを買いあさるプレイヤーも少なくないだろうw
3.自分の好きなデッキで戦える
人にはそれぞれ好みのデッキがある。パーミッションが好きな人もいれば緑単ビートダウンが好きな人もいるだろう。しかしスタンダードではカードプールの制約があるため、中々思うように遊ぶ事が出来ない。ロックデッキが好きな人が今のスタンダードで遊んだとしても望むようなデッキを作る事は難しいだろう。
その点レガシーならば古今東西あらゆるカードが使えるため、自分の好きなカードを好きなだけ使う事が出来る。全国一億二千万人の《闇の疑惑/Dark Suspicions》ファンの皆さんお待たせしました!
4.「正解」が無い
レガシーにおいて最強のデッキというものは存在しない。あらゆる対策カードが存在するため、仮にスタンダード環境におけるカウブレードやヴァラクートのようなデッキが登場したとしても、瞬く間に駆逐されてしまう。
これは逆に言えば何を使っても不正解ではないと言う事だ。
どんなデッキにでもワンチャンが存在し、そのワンチャンを生かすためには何よりもそのデッキを使い込む事が必要になる。言うなればデッキに対する愛情を競い合うフォーマットといった所か。
自分の好きなデッキを一生懸命調整し、使い込み、それがきちんと結果として反映される。そんな環境だからやりがいもあるし、可愛い我が子におめかししようと黒枠病やFOIL病に罹る人が後を絶たないのだろう。
まとめると、レガシーの人気の秘密は
「好きなデッキを使う事が出来、使い込む程に成績が上がってゆく。賞味期限が無いので自分のペースで遊べるし、仕事や学業と平行して遊んでも十分間に合う程度の情報速度である」
と言った所にあるんじゃなかろうか。
AMCに参加してくれている人々を見ていると、あながち間違いでは無さそうだなぁと思う次第だ。
以前ブログで書いたが、渦巻く知識は手札に余っている土地2枚をライブラリーに戻し、そのままライブラリーをシャッフルする使い方が最も強い。(相殺とのコンボ等、特殊なケースは除く)
そして上記の状況が発生するのはある程度ゲームが進行した後である事が多いため、渦巻く知識は1マナでありながら出来るだけ使うのを後回しにしたいカードだと言える。
さらに言えば、一枚目をプレイした直後に二枚目をプレイしても旨味が非常に薄く、固め引きする事の意味が薄いカードでもある。
(シャッフル手段が無い場合、二枚目の渦巻く知識でアクセス出来るカードの量は1枚しかない。シャッフル手段がある場合は当然3枚のカードにアクセス出来るが、今度は戻すべき余りカードが少ない。それにシャッフル手段をもう1枚用意しないと殆ど意味がない。)
上記から「実は渦巻く知識って4枚確定なカードじゃないんじゃねーの?」と言う疑問が出てくる。
これについて詳しく検証したいが、なにぶん時間が無いのでどうにも出来ない。
誰か興味のある人研究してくだしぃ。
そして上記の状況が発生するのはある程度ゲームが進行した後である事が多いため、渦巻く知識は1マナでありながら出来るだけ使うのを後回しにしたいカードだと言える。
さらに言えば、一枚目をプレイした直後に二枚目をプレイしても旨味が非常に薄く、固め引きする事の意味が薄いカードでもある。
(シャッフル手段が無い場合、二枚目の渦巻く知識でアクセス出来るカードの量は1枚しかない。シャッフル手段がある場合は当然3枚のカードにアクセス出来るが、今度は戻すべき余りカードが少ない。それにシャッフル手段をもう1枚用意しないと殆ど意味がない。)
上記から「実は渦巻く知識って4枚確定なカードじゃないんじゃねーの?」と言う疑問が出てくる。
これについて詳しく検証したいが、なにぶん時間が無いのでどうにも出来ない。
誰か興味のある人研究してくだしぃ。
第九十七回AMC告知
2011年8月2日 TCG全般Ancient Memory Convention 97th
【日時】
8/14
開場 10:30
受付 11:00-12:00
閉場 19:00
【場所】
江東区総合区民センター 洋室
〒136-0072 東京都江東区大島4-5-1
【Map】
http://www.kcf.or.jp/sogo/map.html
【フォーマット】
DCI認定レガシー
【定員】
先着96名
【参加費】
1000円
【賞品】
上位八名に各種優良シングルカード等
【主催・ヘッドジャッジ】
佐宗一歩
【連絡先】
nasunosukeあっとまーくhotmail.com
【日時】
8/14
開場 10:30
受付 11:00-12:00
閉場 19:00
【場所】
江東区総合区民センター 洋室
〒136-0072 東京都江東区大島4-5-1
【Map】
http://www.kcf.or.jp/sogo/map.html
【フォーマット】
DCI認定レガシー
【定員】
先着96名
【参加費】
1000円
【賞品】
上位八名に各種優良シングルカード等
【主催・ヘッドジャッジ】
佐宗一歩
【連絡先】
nasunosukeあっとまーくhotmail.com
なんと太っ腹な!!
1:【名前の由来は?】
2chでコテハンを名乗るとき、手元にあったカードが《種蒔き時/Seedtime》だった。
2:【メインデッキ】
竜巻CTGだったけど最近では石鍛冶とかバントとか
3:【好きなカード】
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4:【大会デッキは強さ優先?好きなカード優先?】
強さ優先
5:【MTG歴何年?】
ストロングホールド発売と同時期だから13年ぐらいか
6:【今のメインは使ってどのくらい?】
石鍛冶はまだ一ヶ月ちょい。CTGは二年ぐらい。
7:【MTGで譲れない物】
特になし
8:【周りでプレイングの上手い人は?】
さいとむとなりしゅう
9:【周りで構築の上手い人は? 】
ツゴ
10:【周りで右手が光ってる人は?】
ちーちゃん
11:【好きなデッキタイプは?】
コントロールとクロックパーミッション
12:【今デッキ何個ある?】
1個
13:【MTG背景世界で好きなキャラクターは?】
特になし
14:【よく行くお店】
アメニティドリーム新宿店(週五日ぐらい行ってる気がする)
15:【大会での最高順位】
第一回日本レガシー選手権優勝
16:【DCIのシステムについて意見】
WER使い憎すぎワロス
17:【トップメタデッキってどう思う?】
見ていて心地よい
18:【何でデュエルが好きなの?】
面白いから
19:【デッキを作る上で参考にする人は?】
特になし
20:【挫折をした事ある?】
特になし
21:【ライバルはいる?】
特になし
22:【相手にして得意なデッキは?】
妨害してこないビートダウン全般
23:【相手にして苦手なデッキは?】
マーフォーク、ゴブリン
24:【苦手なカードは?】
《霊気の薬瓶/AEther Vial》は死ねば良い
25:【MTGの悪いとこ】
やりこむのに多くのリソースが必要な事
26:【MTGの良いとこ】
これ以上面白いゲームが存在しない事。MTGを介した知り合いの輪が広がる所
27:【使ってるスリーブ】
ウルトラプロソリッドスリーブ
しょぼーんスリーブ
28:【スリーブは何重?】
ソリッドスリーブは1重
しょぼーんスリーブは外2重
29:【問28の理由は?】
しょぼーんスリーブの入手難度が高いため
30:【手札バシバシってどう思う?】
やる側なのでなんとも
38:【オフ会とか参加する?】
機会があれば
39:【好きな土地はどのエキスパンション?】
通常エキスパンションでならオデッセイ
40:【イラストが好きなカードは?】
《呪われた巻物/Cursed Scroll》最強
41:【ネットなどでレシピを参考にする?】
しないことはないぐらい
42:【他にやった事あるカードは?】
リセ、ガンダムウォー、モンコレ、FFTCG
(ただしFFTCG以外は即時飽きて辞めてる)
43:【トークンカードは何使ってる?】
ちゅるやさんトークン
44:【デッキ無くした事ある?】
ない
45:【もしMTG背景世界が映画化したら見に行く?】
見に行く
46:【次元渡りできたらどうする?】
渡る
47:【トレイリアのアカデミーが実際にあったら入学?】
しない
48:【強さの果てに何を望む!?】
レガシー世界一
1:【名前の由来は?】
2chでコテハンを名乗るとき、手元にあったカードが《種蒔き時/Seedtime》だった。
2:【メインデッキ】
竜巻CTGだったけど最近では石鍛冶とかバントとか
3:【好きなカード】
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
4:【大会デッキは強さ優先?好きなカード優先?】
強さ優先
5:【MTG歴何年?】
ストロングホールド発売と同時期だから13年ぐらいか
6:【今のメインは使ってどのくらい?】
石鍛冶はまだ一ヶ月ちょい。CTGは二年ぐらい。
7:【MTGで譲れない物】
特になし
8:【周りでプレイングの上手い人は?】
さいとむとなりしゅう
9:【周りで構築の上手い人は? 】
ツゴ
10:【周りで右手が光ってる人は?】
ちーちゃん
11:【好きなデッキタイプは?】
コントロールとクロックパーミッション
12:【今デッキ何個ある?】
1個
13:【MTG背景世界で好きなキャラクターは?】
特になし
14:【よく行くお店】
アメニティドリーム新宿店(週五日ぐらい行ってる気がする)
15:【大会での最高順位】
第一回日本レガシー選手権優勝
16:【DCIのシステムについて意見】
WER使い憎すぎワロス
17:【トップメタデッキってどう思う?】
見ていて心地よい
18:【何でデュエルが好きなの?】
面白いから
19:【デッキを作る上で参考にする人は?】
特になし
20:【挫折をした事ある?】
特になし
21:【ライバルはいる?】
特になし
22:【相手にして得意なデッキは?】
妨害してこないビートダウン全般
23:【相手にして苦手なデッキは?】
マーフォーク、ゴブリン
24:【苦手なカードは?】
《霊気の薬瓶/AEther Vial》は死ねば良い
25:【MTGの悪いとこ】
やりこむのに多くのリソースが必要な事
26:【MTGの良いとこ】
これ以上面白いゲームが存在しない事。MTGを介した知り合いの輪が広がる所
27:【使ってるスリーブ】
ウルトラプロソリッドスリーブ
しょぼーんスリーブ
28:【スリーブは何重?】
ソリッドスリーブは1重
しょぼーんスリーブは外2重
29:【問28の理由は?】
しょぼーんスリーブの入手難度が高いため
30:【手札バシバシってどう思う?】
やる側なのでなんとも
38:【オフ会とか参加する?】
機会があれば
39:【好きな土地はどのエキスパンション?】
通常エキスパンションでならオデッセイ
40:【イラストが好きなカードは?】
《呪われた巻物/Cursed Scroll》最強
41:【ネットなどでレシピを参考にする?】
しないことはないぐらい
42:【他にやった事あるカードは?】
リセ、ガンダムウォー、モンコレ、FFTCG
(ただしFFTCG以外は即時飽きて辞めてる)
43:【トークンカードは何使ってる?】
ちゅるやさんトークン
44:【デッキ無くした事ある?】
ない
45:【もしMTG背景世界が映画化したら見に行く?】
見に行く
46:【次元渡りできたらどうする?】
渡る
47:【トレイリアのアカデミーが実際にあったら入学?】
しない
48:【強さの果てに何を望む!?】
レガシー世界一
中速環境ならこれが強いんじゃない?
2011年7月26日 TCG全般アド取れるしカードパワー高いしハンデスできるし。
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《Bayou》
4《Badlands》
1《Taiga》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
2《墓忍び/Tombstalker》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《終止/Terminate》
4《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《Hymn to Tourach》
4《荒廃稲妻/Blightning》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
SB
4《死の印/Deathmark》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
4《Bayou》
4《Badlands》
1《Taiga》
1《沼/Swamp》
1《山/Mountain》
1《森/Forest》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《闇の腹心/Dark Confidant》
4《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
2《墓忍び/Tombstalker》
4《稲妻/Lightning Bolt》
4《終止/Terminate》
4《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
4《Hymn to Tourach》
4《荒廃稲妻/Blightning》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
SB
4《死の印/Deathmark》
4《思考囲い/Thoughtseize》
4《虚空の力線/Leyline of the Void》
3《破滅的な行為/Pernicious Deed》
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《Tropical Island》
2《Savannah》
1《Tundra》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1《森/Forest》
1《平地/Plains》
1《島/Island》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
3《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《森の知恵/Sylvan Library》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
SB
4《呪文貫き/Spell Pierce》
4《狼狽の嵐/Flusterstorm》
4《Force of Will》
3《外科的摘出/Surgical Extraction》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2《Tropical Island》
2《Savannah》
1《Tundra》
1《Karakas》
1《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1《森/Forest》
1《平地/Plains》
1《島/Island》
4《不毛の大地/Wasteland》
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
3《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
1《漁る軟泥/Scavenging Ooze》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary》
3《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
2《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
2《森の知恵/Sylvan Library》
3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
SB
4《呪文貫き/Spell Pierce》
4《狼狽の嵐/Flusterstorm》
4《Force of Will》
3《外科的摘出/Surgical Extraction》
ゲマズの特典で貰えるあれ。
個人的にスマッシュヒットすぎてヤバいwwwwwww
どれぐらいヤバいかと言うと、これが欲しいがためだけに某所で某記事を執筆し始めたぐらいwwwwwwww
と言う訳なので余らせてる方がいたら是非譲って下さい。
1パッケージ60枚入りらしいので、5~6個ぐらいは欲しいです。
・EDHの話
なんか盛り上がってるね。
EDHと言うルールがあり、そのルールの内で構築されている限りは何を使おうとどう構築しようと非難される筋合いは無いはず。
どんなカードだろうと自由に使うべきだし、何を使われようと口を出すべきではない。
これが大前提であって、その上でどうしても面白いゲームが出来ないと感じたなら、その時は違う人と遊ぶなり他のフォーマットで遊ぶなりすれば良いだけだ。
俺はやるからには最強のデッキを使いたいと思うけれど、聞くところによると最強のEDHはレガシーと同等かそれ以上の強さがあるらしい。多人数戦はゲームテンポが遅いのが嫌なのでやるとしたら1対1なんだけど、それなら普通にレガシーやれば良いと思うのでEDHには手を出してない状態。
・デッキリストの話
なんかレガシースレで話題になってた。
俺がAMCのデッキリストに目を通す事はほぼ無いです。
デッキチェックはすべてスタッフのツゴに任せているし、それが終わった後はテーブルの上に放置、大会終了後はそのままナモに渡して入力後どうなっているのかは関知してないので、見る機会があるとすればデッキチェックエラー時にプレイヤーを呼び出す際ぐらいなもんです。
個人的にスマッシュヒットすぎてヤバいwwwwwww
どれぐらいヤバいかと言うと、これが欲しいがためだけに某所で某記事を執筆し始めたぐらいwwwwwwww
と言う訳なので余らせてる方がいたら是非譲って下さい。
1パッケージ60枚入りらしいので、5~6個ぐらいは欲しいです。
・EDHの話
なんか盛り上がってるね。
EDHと言うルールがあり、そのルールの内で構築されている限りは何を使おうとどう構築しようと非難される筋合いは無いはず。
どんなカードだろうと自由に使うべきだし、何を使われようと口を出すべきではない。
これが大前提であって、その上でどうしても面白いゲームが出来ないと感じたなら、その時は違う人と遊ぶなり他のフォーマットで遊ぶなりすれば良いだけだ。
俺はやるからには最強のデッキを使いたいと思うけれど、聞くところによると最強のEDHはレガシーと同等かそれ以上の強さがあるらしい。多人数戦はゲームテンポが遅いのが嫌なのでやるとしたら1対1なんだけど、それなら普通にレガシーやれば良いと思うのでEDHには手を出してない状態。
・デッキリストの話
なんかレガシースレで話題になってた。
俺がAMCのデッキリストに目を通す事はほぼ無いです。
デッキチェックはすべてスタッフのツゴに任せているし、それが終わった後はテーブルの上に放置、大会終了後はそのままナモに渡して入力後どうなっているのかは関知してないので、見る機会があるとすればデッキチェックエラー時にプレイヤーを呼び出す際ぐらいなもんです。
チームTMS調整日記 青白石鍛冶編
2011年7月19日 TCG全般 コメント (9)今回のレガシー選手権を迎えるに辺り、TMSではそれぞれのメンバーがいくつかのグループに分かれ、それぞれ並行作業で違うデッキを調整すると言う手法を選択した。
今回はその中でも自分とよっしーが分担した青白石鍛冶について解説したいと思う。
1.きっかけ
そもそもの起源は今年の初め頃からぽま山に使わせていた謎デッキシリーズの中の1つだった。たしかその時のコンセプトは「スタンのカウブレードをそのままレガシーで使ったら強いんじゃないかなデックウィン」だったはず。
その時はまだ殴打頭蓋もMMも無かったのでたいした強さでは無かったけれど、それでもワンチャンはありそうな感じだった。
時は流れ、GPプロビデンスで石鍛冶がレガシーにおいても華々しいデビューを飾った。
この瞬間からレガシーにおいても石鍛冶デッキはマークされる存在となった。
それから程なくしてチームTMSが結成され、各自が何を調整したいかを話し合ったのだが、デッキの好み的にもカード資産的にも(その時ちょっとした事情でカード資産が一時的にかなり少なくなっていた。)青白石鍛冶以外の選択肢は無かった。
2.調整開始
まず最初にプロビデンス型のレシピをコピーする所から始めたが、程なくしていくつか改良すべき点が見つかった。
一つ目はミシュラの工廠がこのデッキとかみ合っていないと言う点だ。無論単体として見た時のカードパワーは全マンランド中最強クラスなのだが、そもそもマンランドでダメージレースを仕掛けると言う事が稀だった。
石鍛冶デッキは基本的にコントロールデッキとして振る舞う。勿論2T目石鍛冶→3T目殴打頭蓋と言う攻めパターンは存在するが、それ以外の場合は相手の行動をいなし続け、ジェイスを着地させてゲームを支配する事を目的とする。ジェイスが着地した後もカウンターを構えたり石鍛冶をプレイしたりとマナの使い道が多いため、中々アクティベイトさせる機会が無かった。
また石鍛冶デッキは一度に大量の白マナを必要としない反面、石鍛冶を機能させるためにはターンをまたいで白マナを2度使う必要がある。そのため白マナ供給源としてツンドラを使用する事は非常に高いリスクを背負う事になり、必然的に白マナ源として平地を置く事が多い。そうなると今度は十分な青マナ源を用意するためにもツンドラを利用しづらくなるので、必然的に青マナ源として島を置く事が多くなる。ではそういったプレイをしたときに、半ば腐り気味に放置されている相手の不毛が何処に飛んでくるかと言えばこちらの工廠に他ならない訳だ。プロビデンスのコピーレシピでは基本土地を並べて順調にマナを伸ばすはずが何処かで工廠を置かざるを得なくなり、分かっていながら不毛されて
4マナに届かないケースが頻発したため、工廠の解雇は何よりも先に決定された。
二つ目は装備品の選定だ。石鍛冶デッキを使った事のあるプレイヤーなら分かると思うが、石鍛冶で最初にサーチするカードは90%以上の確率で殴打頭蓋になる。殴打頭蓋が場に出ると同時に4/4警戒絆魂という頼もしいスペックで活躍してくれるのに対し、剣をサーチしても装備パンチが出来るのは2ターン後、しかも石鍛冶をレスポンスで殺されると泣きたくなるほどのテンポロスが発生してしまうというオマケ付きなため、よほどの事が無い限り剣をサーチする事は無かった。
ではその「よほどの事」とは何なのか。殴打頭蓋でない選択肢を必要とするデッキは何なのかを模索した結果、2つのシチュエーションが浮き上がってきた。
1つ目はミラーマッチにおいてお互いが殴打頭蓋を場に出している状態だ。石鍛冶のミラーマッチはヴィダルケンの枷かジェイスを定着させた方が勝つゲームであり、石鍛冶が先に通るかどうかは勝敗に殆ど影響しない。大抵の場合はお互いに石鍛冶+殴打頭蓋が場に揃ってしまい、互いににらみ合いながら枷かジェイスを探し続けると言うゲームになる。しかしここで黒緑剣があると殴打頭蓋で殴打頭蓋をブロックする事が出来なくなり、にらみ合いの場から一転して一方的なクロックを作る事が出来るのだ。その上対戦相手はハンドを枯らされるため、ツモ切り戦略をとらざるを得なくなるので非常に与しやすくなる。
もう1つはハイブマインドの存在だ。石鍛冶がコンボデッキに弱く、その中でもハイブマインドは明確な対策方法が無いほど圧倒的に不利だというのが調整段階での共通見解だった。結局この相性差を覆すカードは発見できず、どうせ勝率が有利にならないデッキ相手に大量のスロットを割くよりは、ある程度割り切った上で特定の勝ちパターンを用意した方が良いだろうと言う結論になった。そのパターンは「石鍛冶>ヴェンディリオン>剣設置即装備パンチアンタップしてカウンター構えてゴー」と言うもので、土地4枚と石鍛冶+ヴェンがいれば成立するため当初の予想よりは期待の出来る勝率を出す事が出来た。
以上の理由より青緑剣は黒緑剣へと変更された。
この時点でのデッキはこうだ
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《Tundra》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《平地/Plains》
10《島/Island》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《対抗呪文/Counterspell》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
3.さらなる発展
上記レシピで調整していくと、さらなる改良点を見つける事が出来た。
まず最初に気づいたのが、このデッキにとって不毛の大地は真に必須なカードではないと言う事だ。勿論固め引きしたときやるつぼとコンボした時は強いのだが、それ以外のケースでは大抵ただの無色土地であり、得にヴィダルケンの枷が出ている状態では「なぜこれが島じゃないのだろう」と嘆くこともしばしばだった。
考えてみればこれは当然のことだ。不毛の大地とはお互いの土地を1枚ずつ減らすカードであり、よりメインマナ域の低いデッキを有利にするカードだ。石鍛冶デッキはジェイスや殴打頭蓋を主軸に添えたマナ食い虫デッキであり、石鍛冶デッキよりもメインマナ域の高いデッキなどほぼ存在しないと言って良い。
しかしるつぼとのコンボは依然として強力無比であるし、そうでなくてもイスやカラカスのようなうざったい特殊地形を使用するデッキは少なからず存在する。そのため「不毛が不要なるつぼ」として《基本に帰れ/Back to Basics》を採用するに至った。(もっともこれについては自分とよっしーで最後まで意見が分かれた所でもある。よっしーは最後まで不毛+るつぼを推奨していた。)
また、ミラーマッチや対コンボ戦等、ヴェンディリオンの必要なマッチが非常に多くなり、メイン4枚にするかどうかはともかくメインサイド合わせて4枚は確定だろうと言う事は確実だった。
さらに呪文嵌めの弱さも次第に浮き彫りになってきた。後手でも相手の石鍛冶を打ち消せるこのカードは一見すると非常に強力なカードに見えるが、同系で真に打ち消すべきカード(要はジェイスと枷)が打ち消せず、MMと合わせてかみ合わないケースの存在するカウンターをデッキに6枚も投入する事は不可能だという結論に至った。そして同時に中盤戦ですこぶる強い対抗呪文の株は自分の中で急上昇し、ミラーマッチでの決定打になるだけでなく、多くのクリーチャーデッキに対してもある程度の効果がある枷の増量必要だった。
そうして作られたのがこのデッキだ
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《Tundra》
2《平地/Plains》
13《島/Island》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《基本に帰れ/Back to Basics》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
2《対抗呪文/Counterspell》
SB
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《対抗呪文/Counterspell》
13他
1枚だけの平地を確実にサーチし、後は島をずらずら並べていくと言うマナプランを実現させるために、あえて島でなく平地を優先したフェッチ構成になった。
このデッキは非常に好感触で、後はサイドをどう煮詰めていくかだった。
メインボードが対同系用に依りすぎていたためZOOにやられる事が多くなり、対アグロ用のカードは多めに取るべきだろうと言う事は分かっていたが、PtEのような単体除去とラスゴ、爆薬のような全体除去のどちらが良いのかは結論が出ていない状況だった。
しかし、そんな折に衝撃が走った。
4.青白石鍛冶の終焉
サイドボードの研究を進めているさなか、ぽまが公式サイトのデックオブザウィークから恐ろしいデッキを発見してきた。それは関西のZOO使いとして名高い猫山さんが使っていたもので、メインから罰する火+燃え柳コンボを搭載した上にタルモがカヴーの捕食者に変わっていると言う鬼畜仕様であった。こちらのクリーチャーは全て罰する火で処理され、ジェイスが定着する事も許されず、頑張って殴打頭蓋を着地させたとしてもカヴーが睨みをきかせている限り殴りに行く事は出来ない。BtBで上手くシャクる以外に勝つ見込みが全く無い絶望的な相性差であった。
風の噂ではすでにこのデッキは相当数の人間にシェアされているらしく、絶対に対処法を考える必要があったため、即座に青白石鍛冶の調整は中止、この時点で研究が進められ続けていた残りの候補であるバント石鍛冶とZOOの二択に調整リソースを集中させる事となったのだ。
以上が青白石鍛冶の調整記録だ。
直前まで相当ノリノリで調整する事が出来たのだが、まさかの天敵出現によって開発を断念せざるを得なかったのは非常に心残りだ。まだまだ調整の余地があるデッキであり、使い込む価値のあるデッキなので青白スキーの皆さんは是非使ってみて下さいな。
青白石鍛冶 TMSネタ蒔き調整最終稿
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《Tundra》
2《平地/Plains》
13《島/Island》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《基本に帰れ/Back to Basics》
2《対抗呪文/Counterspell》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
SB
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《対抗呪文/Counterspell》
4《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
2《神の怒り/Wrath of God》
2《流刑への道/Path to Exile》
3《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
悪斬は石鍛冶セットと交換する。多くのデッキがサイドから茶破壊を搭載するため、サイド後の殴打頭蓋は非常に不安定なカードとなる。そのため石鍛冶セットをサイドから他の有効なパッケージに変えると言う発想が調整中期頃に誕生した。ギデオン、悪斬、エメリアの天使、雲山羊のレインジャー等を検証した結果、最も簡単に勝てるのが悪斬であった。この発想はバント石鍛冶でもNOパッケージとして採用されている。
今回はその中でも自分とよっしーが分担した青白石鍛冶について解説したいと思う。
1.きっかけ
そもそもの起源は今年の初め頃からぽま山に使わせていた謎デッキシリーズの中の1つだった。たしかその時のコンセプトは「スタンのカウブレードをそのままレガシーで使ったら強いんじゃないかなデックウィン」だったはず。
その時はまだ殴打頭蓋もMMも無かったのでたいした強さでは無かったけれど、それでもワンチャンはありそうな感じだった。
時は流れ、GPプロビデンスで石鍛冶がレガシーにおいても華々しいデビューを飾った。
この瞬間からレガシーにおいても石鍛冶デッキはマークされる存在となった。
それから程なくしてチームTMSが結成され、各自が何を調整したいかを話し合ったのだが、デッキの好み的にもカード資産的にも(その時ちょっとした事情でカード資産が一時的にかなり少なくなっていた。)青白石鍛冶以外の選択肢は無かった。
2.調整開始
まず最初にプロビデンス型のレシピをコピーする所から始めたが、程なくしていくつか改良すべき点が見つかった。
一つ目はミシュラの工廠がこのデッキとかみ合っていないと言う点だ。無論単体として見た時のカードパワーは全マンランド中最強クラスなのだが、そもそもマンランドでダメージレースを仕掛けると言う事が稀だった。
石鍛冶デッキは基本的にコントロールデッキとして振る舞う。勿論2T目石鍛冶→3T目殴打頭蓋と言う攻めパターンは存在するが、それ以外の場合は相手の行動をいなし続け、ジェイスを着地させてゲームを支配する事を目的とする。ジェイスが着地した後もカウンターを構えたり石鍛冶をプレイしたりとマナの使い道が多いため、中々アクティベイトさせる機会が無かった。
また石鍛冶デッキは一度に大量の白マナを必要としない反面、石鍛冶を機能させるためにはターンをまたいで白マナを2度使う必要がある。そのため白マナ供給源としてツンドラを使用する事は非常に高いリスクを背負う事になり、必然的に白マナ源として平地を置く事が多い。そうなると今度は十分な青マナ源を用意するためにもツンドラを利用しづらくなるので、必然的に青マナ源として島を置く事が多くなる。ではそういったプレイをしたときに、半ば腐り気味に放置されている相手の不毛が何処に飛んでくるかと言えばこちらの工廠に他ならない訳だ。プロビデンスのコピーレシピでは基本土地を並べて順調にマナを伸ばすはずが何処かで工廠を置かざるを得なくなり、分かっていながら不毛されて
4マナに届かないケースが頻発したため、工廠の解雇は何よりも先に決定された。
二つ目は装備品の選定だ。石鍛冶デッキを使った事のあるプレイヤーなら分かると思うが、石鍛冶で最初にサーチするカードは90%以上の確率で殴打頭蓋になる。殴打頭蓋が場に出ると同時に4/4警戒絆魂という頼もしいスペックで活躍してくれるのに対し、剣をサーチしても装備パンチが出来るのは2ターン後、しかも石鍛冶をレスポンスで殺されると泣きたくなるほどのテンポロスが発生してしまうというオマケ付きなため、よほどの事が無い限り剣をサーチする事は無かった。
ではその「よほどの事」とは何なのか。殴打頭蓋でない選択肢を必要とするデッキは何なのかを模索した結果、2つのシチュエーションが浮き上がってきた。
1つ目はミラーマッチにおいてお互いが殴打頭蓋を場に出している状態だ。石鍛冶のミラーマッチはヴィダルケンの枷かジェイスを定着させた方が勝つゲームであり、石鍛冶が先に通るかどうかは勝敗に殆ど影響しない。大抵の場合はお互いに石鍛冶+殴打頭蓋が場に揃ってしまい、互いににらみ合いながら枷かジェイスを探し続けると言うゲームになる。しかしここで黒緑剣があると殴打頭蓋で殴打頭蓋をブロックする事が出来なくなり、にらみ合いの場から一転して一方的なクロックを作る事が出来るのだ。その上対戦相手はハンドを枯らされるため、ツモ切り戦略をとらざるを得なくなるので非常に与しやすくなる。
もう1つはハイブマインドの存在だ。石鍛冶がコンボデッキに弱く、その中でもハイブマインドは明確な対策方法が無いほど圧倒的に不利だというのが調整段階での共通見解だった。結局この相性差を覆すカードは発見できず、どうせ勝率が有利にならないデッキ相手に大量のスロットを割くよりは、ある程度割り切った上で特定の勝ちパターンを用意した方が良いだろうと言う結論になった。そのパターンは「石鍛冶>ヴェンディリオン>剣設置即装備パンチアンタップしてカウンター構えてゴー」と言うもので、土地4枚と石鍛冶+ヴェンがいれば成立するため当初の予想よりは期待の出来る勝率を出す事が出来た。
以上の理由より青緑剣は黒緑剣へと変更された。
この時点でのデッキはこうだ
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
4《Tundra》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《平地/Plains》
10《島/Island》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
1《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《対抗呪文/Counterspell》
2《呪文嵌め/Spell Snare》
3.さらなる発展
上記レシピで調整していくと、さらなる改良点を見つける事が出来た。
まず最初に気づいたのが、このデッキにとって不毛の大地は真に必須なカードではないと言う事だ。勿論固め引きしたときやるつぼとコンボした時は強いのだが、それ以外のケースでは大抵ただの無色土地であり、得にヴィダルケンの枷が出ている状態では「なぜこれが島じゃないのだろう」と嘆くこともしばしばだった。
考えてみればこれは当然のことだ。不毛の大地とはお互いの土地を1枚ずつ減らすカードであり、よりメインマナ域の低いデッキを有利にするカードだ。石鍛冶デッキはジェイスや殴打頭蓋を主軸に添えたマナ食い虫デッキであり、石鍛冶デッキよりもメインマナ域の高いデッキなどほぼ存在しないと言って良い。
しかしるつぼとのコンボは依然として強力無比であるし、そうでなくてもイスやカラカスのようなうざったい特殊地形を使用するデッキは少なからず存在する。そのため「不毛が不要なるつぼ」として《基本に帰れ/Back to Basics》を採用するに至った。(もっともこれについては自分とよっしーで最後まで意見が分かれた所でもある。よっしーは最後まで不毛+るつぼを推奨していた。)
また、ミラーマッチや対コンボ戦等、ヴェンディリオンの必要なマッチが非常に多くなり、メイン4枚にするかどうかはともかくメインサイド合わせて4枚は確定だろうと言う事は確実だった。
さらに呪文嵌めの弱さも次第に浮き彫りになってきた。後手でも相手の石鍛冶を打ち消せるこのカードは一見すると非常に強力なカードに見えるが、同系で真に打ち消すべきカード(要はジェイスと枷)が打ち消せず、MMと合わせてかみ合わないケースの存在するカウンターをデッキに6枚も投入する事は不可能だという結論に至った。そして同時に中盤戦ですこぶる強い対抗呪文の株は自分の中で急上昇し、ミラーマッチでの決定打になるだけでなく、多くのクリーチャーデッキに対してもある程度の効果がある枷の増量必要だった。
そうして作られたのがこのデッキだ
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
2《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《Tundra》
2《平地/Plains》
13《島/Island》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《基本に帰れ/Back to Basics》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
2《対抗呪文/Counterspell》
SB
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《対抗呪文/Counterspell》
13他
1枚だけの平地を確実にサーチし、後は島をずらずら並べていくと言うマナプランを実現させるために、あえて島でなく平地を優先したフェッチ構成になった。
このデッキは非常に好感触で、後はサイドをどう煮詰めていくかだった。
メインボードが対同系用に依りすぎていたためZOOにやられる事が多くなり、対アグロ用のカードは多めに取るべきだろうと言う事は分かっていたが、PtEのような単体除去とラスゴ、爆薬のような全体除去のどちらが良いのかは結論が出ていない状況だった。
しかし、そんな折に衝撃が走った。
4.青白石鍛冶の終焉
サイドボードの研究を進めているさなか、ぽまが公式サイトのデックオブザウィークから恐ろしいデッキを発見してきた。それは関西のZOO使いとして名高い猫山さんが使っていたもので、メインから罰する火+燃え柳コンボを搭載した上にタルモがカヴーの捕食者に変わっていると言う鬼畜仕様であった。こちらのクリーチャーは全て罰する火で処理され、ジェイスが定着する事も許されず、頑張って殴打頭蓋を着地させたとしてもカヴーが睨みをきかせている限り殴りに行く事は出来ない。BtBで上手くシャクる以外に勝つ見込みが全く無い絶望的な相性差であった。
風の噂ではすでにこのデッキは相当数の人間にシェアされているらしく、絶対に対処法を考える必要があったため、即座に青白石鍛冶の調整は中止、この時点で研究が進められ続けていた残りの候補であるバント石鍛冶とZOOの二択に調整リソースを集中させる事となったのだ。
以上が青白石鍛冶の調整記録だ。
直前まで相当ノリノリで調整する事が出来たのだが、まさかの天敵出現によって開発を断念せざるを得なかったのは非常に心残りだ。まだまだ調整の余地があるデッキであり、使い込む価値のあるデッキなので青白スキーの皆さんは是非使ってみて下さいな。
青白石鍛冶 TMSネタ蒔き調整最終稿
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
3《Tundra》
2《平地/Plains》
13《島/Island》
4《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
4《精神的つまづき/Mental Misstep》
4《Force of Will》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
1《殴打頭蓋/Batterskull》
1《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
2《基本に帰れ/Back to Basics》
2《対抗呪文/Counterspell》
2《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》
SB
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
1《対抗呪文/Counterspell》
4《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
2《神の怒り/Wrath of God》
2《流刑への道/Path to Exile》
3《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《呪文貫き/Spell Pierce》
悪斬は石鍛冶セットと交換する。多くのデッキがサイドから茶破壊を搭載するため、サイド後の殴打頭蓋は非常に不安定なカードとなる。そのため石鍛冶セットをサイドから他の有効なパッケージに変えると言う発想が調整中期頃に誕生した。ギデオン、悪斬、エメリアの天使、雲山羊のレインジャー等を検証した結果、最も簡単に勝てるのが悪斬であった。この発想はバント石鍛冶でもNOパッケージとして採用されている。
チームTMSメンバーの中では世界のマキアキラが6-1-1で決勝ラウンド進出!
よっしーは同じく6-1-1になるもオポ差9位で決勝ラウンド進出ならず。
それ以外でもちーちゃんとゆーさんがベスト8入りしているのを確認済み。
これはもうワンツースリーフィニッシュを決めて貰うしかない。
みんな頑張れ!!
ちなみに今回我らのチーム内で行われた調整内容の詳細についてはレガシー選手権終了後に随時発表する予定。
よっしーは同じく6-1-1になるもオポ差9位で決勝ラウンド進出ならず。
それ以外でもちーちゃんとゆーさんがベスト8入りしているのを確認済み。
これはもうワンツースリーフィニッシュを決めて貰うしかない。
みんな頑張れ!!
ちなみに今回我らのチーム内で行われた調整内容の詳細についてはレガシー選手権終了後に随時発表する予定。