明日のAMC50thにて、お昼休みにドラクエ9のすれ違い通信をみんなでやろうの会を開催します。
AMCに参加される方の中でドラクエ9をプレイ中の方は是非この機会にリッカの宿屋をパワーアップさせましょう!
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本番直前大公開! バント・アグロ
2009年7月18日 TCG全般 コメント (3)色々あって本番では使わない事になったバント・アグロ。
あさなまさんが解説して欲しいと書いてたので解説してみる。
Supreme Bant
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《Savannah》
2《Tropical Island》
2《Tundra》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《島/Island》
1《平地/Plains》
1《森/Forest》
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》
4《冷淡なセルキー/Cold-Eyed Selkie》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
SB
4《冬の宝珠/Winter Orb》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2《神の怒り/Wrath of God》
・デッキの成り立ち
レガシー選手権で戦うデッキを選択するにおいて、三大メタ(ANT、ZOO、マーフォーク)に対してメインで勝てる事は必須条件だった。
そしてバント・アグロは妨害、除去、サイズの全ての優れており、理論上は三大メタ全てに対して有利が付くはずのデッキだった。
しかし実際には三大メタのどれに対してもパッとしない勝率しか上げられず、なぜ勝てないのかと言う原因を探る事から始めなければならなかった。
暫くプレイテストをしていると、このデッキにおいて最も弱いカードがカウンターである事が判明した。
《目くらまし/Daze》は賞味期限が短い上にババアスタート出来なかった時のテンポロスが甚大で、《Force of Will》はカードアドバンテージをセルキーでしか取れないこのデッキにおいては、そのアドバンテージロスがキツすぎた。
さらに言えば強いパーツは皆緑か白なのに、FOWを入れる事で無理矢理青いカードを使わざるを得ないと言うのがデッキパワーの弱体化に繋がっていると判明した訳だ。
元々バントカラーはパーマネントに関しては「出されてから対処する」事が非常に容易なので、スペルにさえ気をつければカウンターを使う必要などこれっぽちも無い。
「青いデッキにはFOWを入れなければならない」と言う思い込みを払う事こそが大切だったのだ。
個別のカード解説は下記の通りだ
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
ANTやベルチャーと言ったコンボデッキ対策。
基本無理ゲーなので、一本目を取るためにメイン投入してある。
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4枚投入してあるのは2枚以上引いて腐る可能性よりもちゃんと引くことの方が遙かに重要だからだ。
これはCTGにおいて《相殺/Counterbalance》や《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を4枚ずつ投入するのと同じ理屈だと言える。
《地平線の梢/Horizon Canopy》
デイズが無くなることでこういったカードが躊躇無く投入出来るのは素晴らしい。
このカード自体の有用性については特に言うまでも無いだろう。
《冬の宝珠/Winter Orb》
ランドスティルやサバイバルのようなコントロール・デッキに対する最終兵器。
デッキ中の島が非常に少なくなったため、《花の絨毯/Carpet of Flowers》で躱される事も無くなった。
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
これらは4枚では足りない。
メインがクリーチャーガンメタ仕様なので、サイドに余裕があった事も手伝い、6枚投入する事が出来た。
《神の怒り/Wrath of God》
クリーチャーデッキ全般に対して有利の付くデッキだが、エルフのような初速の非常に早いデッキが相手だと十手が機能する前に殺されてしまう可能性がある。
そこで場をいったんリセットするカードが必要だった。
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》という手段もあったが、より確実に仕事をさせるためにラスゴを選択した。
・個別デッキ用プレイング
これは一緒に調整してくれたメンバーの不利益になる可能性が高いので省略。
・総括
見ての通り、中途半端だったバントアグロが非常に優秀なアンチ・ビートダウン型ビートダウンへと変貌を遂げた。
ではなぜこのデッキを選ばなかったのか?
それは一言で言えば「このデッキでは上位入賞は出来ても優勝は出来ないから」だ。
対ビートダウン戦は良いとして、対コンボ戦における脆弱さはどうしようもない。
メインガドックと言うテロ仕様にしてもなお、対ANTやベルチャーに対するマッチ勝率は30%前後でしかない。
そのため当たり運次第では5-2や6-1は狙えたとしても、7-0するのは無理だろうという結論に至った訳だ。
幸いなことに以降の調整会によってこのデッキ以上に強いデッキが完成したため、広島ではそれを使う事にしている。
十分優勝も狙えるデッキだと思っているので、大会開始が今から楽しみだ。
あさなまさんが解説して欲しいと書いてたので解説してみる。
Supreme Bant
4《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3《Savannah》
2《Tropical Island》
2《Tundra》
2《地平線の梢/Horizon Canopy》
1《島/Island》
1《平地/Plains》
1《森/Forest》
4《貴族の教主/Noble Hierarch》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
4《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
4《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage》
4《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》
4《冷淡なセルキー/Cold-Eyed Selkie》
4《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
4《流刑への道/Path to Exile》
4《渦まく知識/Brainstorm》
4《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
SB
4《冬の宝珠/Winter Orb》
3《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
3《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
2《神の怒り/Wrath of God》
・デッキの成り立ち
レガシー選手権で戦うデッキを選択するにおいて、三大メタ(ANT、ZOO、マーフォーク)に対してメインで勝てる事は必須条件だった。
そしてバント・アグロは妨害、除去、サイズの全ての優れており、理論上は三大メタ全てに対して有利が付くはずのデッキだった。
しかし実際には三大メタのどれに対してもパッとしない勝率しか上げられず、なぜ勝てないのかと言う原因を探る事から始めなければならなかった。
暫くプレイテストをしていると、このデッキにおいて最も弱いカードがカウンターである事が判明した。
《目くらまし/Daze》は賞味期限が短い上にババアスタート出来なかった時のテンポロスが甚大で、《Force of Will》はカードアドバンテージをセルキーでしか取れないこのデッキにおいては、そのアドバンテージロスがキツすぎた。
さらに言えば強いパーツは皆緑か白なのに、FOWを入れる事で無理矢理青いカードを使わざるを得ないと言うのがデッキパワーの弱体化に繋がっていると判明した訳だ。
元々バントカラーはパーマネントに関しては「出されてから対処する」事が非常に容易なので、スペルにさえ気をつければカウンターを使う必要などこれっぽちも無い。
「青いデッキにはFOWを入れなければならない」と言う思い込みを払う事こそが大切だったのだ。
個別のカード解説は下記の通りだ
《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
ANTやベルチャーと言ったコンボデッキ対策。
基本無理ゲーなので、一本目を取るためにメイン投入してある。
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
4枚投入してあるのは2枚以上引いて腐る可能性よりもちゃんと引くことの方が遙かに重要だからだ。
これはCTGにおいて《相殺/Counterbalance》や《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を4枚ずつ投入するのと同じ理屈だと言える。
《地平線の梢/Horizon Canopy》
デイズが無くなることでこういったカードが躊躇無く投入出来るのは素晴らしい。
このカード自体の有用性については特に言うまでも無いだろう。
《冬の宝珠/Winter Orb》
ランドスティルやサバイバルのようなコントロール・デッキに対する最終兵器。
デッキ中の島が非常に少なくなったため、《花の絨毯/Carpet of Flowers》で躱される事も無くなった。
《トーモッドの墓所/Tormod’s Crypt》
《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
これらは4枚では足りない。
メインがクリーチャーガンメタ仕様なので、サイドに余裕があった事も手伝い、6枚投入する事が出来た。
《神の怒り/Wrath of God》
クリーチャーデッキ全般に対して有利の付くデッキだが、エルフのような初速の非常に早いデッキが相手だと十手が機能する前に殺されてしまう可能性がある。
そこで場をいったんリセットするカードが必要だった。
《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》という手段もあったが、より確実に仕事をさせるためにラスゴを選択した。
・個別デッキ用プレイング
これは一緒に調整してくれたメンバーの不利益になる可能性が高いので省略。
・総括
見ての通り、中途半端だったバントアグロが非常に優秀なアンチ・ビートダウン型ビートダウンへと変貌を遂げた。
ではなぜこのデッキを選ばなかったのか?
それは一言で言えば「このデッキでは上位入賞は出来ても優勝は出来ないから」だ。
対ビートダウン戦は良いとして、対コンボ戦における脆弱さはどうしようもない。
メインガドックと言うテロ仕様にしてもなお、対ANTやベルチャーに対するマッチ勝率は30%前後でしかない。
そのため当たり運次第では5-2や6-1は狙えたとしても、7-0するのは無理だろうという結論に至った訳だ。
幸いなことに以降の調整会によってこのデッキ以上に強いデッキが完成したため、広島ではそれを使う事にしている。
十分優勝も狙えるデッキだと思っているので、大会開始が今から楽しみだ。