いじめの問題

2006年11月6日
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061103k0000m040169000c.html

いじめた側が悪いのは当然だけど、「いじめを無くそう!いじめを辞めよう!」なんて声高にアピールしている連中は単なる偽善者だと思う。

そもそもどうやっていじめを無くすのか?

「暴力は絶対にいけません!」→言葉の暴力はどうするのか?

「言葉の暴力もいけません!」→それだと全員で相手を無視するだけでは?

無視する事を禁止するなんて出来ないし、
仮に出来たとしてもあからさまに嫌々話していると言うのが
丸分かりな相手と話す事に果たして意味があるのか?

そもそも言葉の暴力と言う定義も非常に曖昧だ。
「聞き手が不快だと感じたらそれは言葉の暴力だ」と定義するなら、
聞き手の口先三寸で任意の相手をいじめっ子に仕立て上げる事が出来る。
本来いじめる側である人間が徒党を組み、口裏を合わせて
「あいつが俺達の悪口を言っていた」と先生に報告し、
本来いじめられる側であるはずの人間をいじめている者として
扱わせる新手のいじめが横行するだけだ。


結局の所、問題を解決する根本的な方法は無いのだろう。
強者が自分より弱い者を攻撃すると言うのは自然界では当然の事だし、
人類の歴史を見ても幾度と無く繰り返されてきた事だ。

「長いものには巻かれ、目立たず、周囲の空気に溶け込み、愛想笑いを絶やさない。処世術を身につけ、狙われる対象にならないよう気を使う。そして万が一狙われた時はただひたすら逃げるか、或いはより弱い物を生贄に差し出して狙いを自分からそらす」

うだつの上がらないサラリーマンのような生き方だが、いじめを無くそうと本気で考えるならば、不条理は承知の上でもこのような対応を「いじめられる側に」求めるしか道は無いようにも思える。
まぁ色々と。

・がんばれ!メメ子ちゃん1巻(むんこ)
やはりむんこは安定して面白い。
笑い要素と泣き要素が上手に組み込まれていて、読者を飽きさせない。
4コマ漫画が好きならむんこ作品はノータイムでコンプするべし。
それだけの価値は絶対にある。

・みらいのあったかカップ(真島悦也)
真島悦也と言うとちとせゲッチュ!が有名だが、
こちらも中々に味わい深い作品になっている。
一巻だけで完結しているので、後半のストーリーは
やや寸詰まりしている感があるものの、4コマとしての面白さは安定。

・あたしンち12巻(けらえいこ)
今更説明の必要も無いだろう有名な作品。
ほぼ年に1冊のペースで刊行されるため、絵の移り変わりを感じやすい。
内容はいつもどおりのクオリティ。やはり読んでいてほのぼのする。
一冊900円弱するので安くはないが、値段相応の価値はある。

・暴れん坊本屋さん3巻(久世番子)
本屋さんの裏側が面白おかしく紹介されている漫画。
この3巻で完結しているが、似たような漫画を連載中らしい。
思わず「へ〜」と言ってしまう面白さがあるので、
移動中の暇潰しとして読むのに最適な一冊。

・苺ましまろ1巻、2巻(ばらスィー)
上記の暴れん坊本屋さんで紹介されていたので購入。
よつばと!は気に入っているのでこちらも楽しめるかと思ったが、
イマイチ好みに合わなかった。絵に魅力が感じられない。

・みなみけ!3巻(桜場コハル)
こちらも刊行ペースが遅いので心待ちにしていた物。
3巻から登場したトウジ達はぶっちゃけ余分な気がする・・・。
やや作風に変化が感じられたので、好みは分かれるかもしれない。

・酒の細道4巻、8巻、10巻、11巻、13巻、19巻(ラズウェル細木)
古本屋で在庫があったものだけ全部購入。
やはりラズウェルは面白い。思わず酒が飲みたくなってくる。
出来るだけ早く全巻コンプリートしなくては。

・デトロイトメタルシティ2巻(若杉公徳)
いまさら説明の必要も無いデスメタルギャグ。
2巻でもクラウザー様のクオリティは相変わらず健在。
何処のコンビニでも置いてあり、1巻の品薄が嘘のようだ。

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