あらゆる競技の世界において、プロと言う存在は人々の注目を集め、その言動の一つ一つに責任を持つ必要があります。軽々しく無責任な言動を繰り返したりする事はプロとして恥じるべきであり、プロであるからにはその他一般の人々の規範となるような高い素養が求められる物だと思います。

そしてこれはマジックの世界でも同様な訳です。

プロツアーサーキットをするようなプロプレイヤーは、単にマジックをプレイする技術に長けるだけではなく、対戦する際のマナーや対戦時の正しい行いを自らが実践し、率先して啓蒙すべきであると思います。「あの人はプレイングも凄いけど、人当たりも良くてやるべき事もきちんと出来ている」と思わせられる人こそが真のプロプレイヤーな訳です。

某チャンプやムネオと言ったサマ師は論外としても、この「人としてより良い存在になる」と言う点についてはまるで駄目なプロプレイヤーがこの世界には多いような気がします。「自分は最早一般プレイヤーではない。多くの人々が自分の一挙手一投足をまじまじと見ているのだ」と言う事を自覚し、自分の行動に反映する事が何よりも大切な事では無いでしょうか?

FDCのビデオカバレッジ中において、対戦相手に《根絶/Extirpate》を打たれたと言うだけで手札をテーブルに向けて投げつけると言う、人間として非常識極まりない幼稚なプレイヤーを見てふとそんな事を考えてしまいました。

※ 8/28訂正
誤解を生みかねない箇所があったため、「対戦相手に向けて」を「テーブルに向けて」に訂正いたしました。

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