中学時代の悪友に誘われて見てきました。

トランスフォーマーが元々日本のアニメだったと言う事は帰宅後に調べてみるまで知らなかったのですが、そんな私から見ても十分に楽しめるド迫力の痛快娯楽映画と言った感じでした。

CGの技術はとにかく素晴らしいの一言に尽きます。私自身それほど映画を見る人間では無いのですが、私がこれまで見てきた中でも屈指のクオリティで、巨大なロボットが街中で暴れまわる臨場感をこれでもかと感じさせる物でした。さらにCGだけに頼り切らず、普通に考えればCGで作るであろうシーンの多くを実写撮りで作っていたと言うのは俄かには信じられません。よくあれだけ激しい描写を連続させて怪我人が出なかった物だと思います。(むしろ死人が出てもおかしくないような激しさでした)

原作を知らないのでどれだけ忠実に再現されているのかは分からないのですが、ストーリー自体は「人類を滅ぼそうとする悪のロボット軍団と、それを阻止せんとする正義のロボット軍団」と言う極めてベタなヒーロー物のそれを踏襲しており、随所に織り込まれた小ネタの数々に思わずニンマリしてしまいます。味方のリーダー格ロボットがどこか間抜けだったり、敵の大ボスも何処か人情味があったりと非常に親しみやすい、気楽に楽しめる作品になっています。2chにも書かれているように「日本の特撮ロボット物をハリウッドが真面目にリメイクした超豪華版」と言う表現がしっくりくる作品ですね。

上映時間が150分近くあるので鑑賞するのに少々疲れますが、伏線バリバリの難解映画が苦手な人でも気楽に楽しめる作品なので、私のようなものぐさな人にもオススメ出来る良作です。

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