第10版考察 その2
2007年7月4日・はじめに
この考察は非公式スポイラーに基づいて書かれた、あくまでも仮定の文章です。蓋を開けてみたら全然違っていたなどと言う可能性も十分にありえますのでご了承下さい。
■第10版で加わったもの■
《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
《真髄の針/Pithing Needle》
第10版に収録されているカードの中でも、スタンダード環境に最も強い影響を与えるカードと言えば恐らくこの2枚になるでしょう。両者共に強力なカードであり、なおかつ現在のトップメタの一角を占めるナルコブリッジに対するアンチカードでもあるのがその理由です。まさに致命傷と言えるほど強力な《モグの狂信者/Mogg Fanatic》に比べて《真髄の針/Pithing Needle》は共鳴者を無力化するに留まりますが、どんなデッキでも採用可能であると言う事実はナルコブリッジにとって非常に厄介です。これまでのように何回も何回もアグレッシヴマリガンをする事は大きなリスクを伴う事になり、必然的に無難なハンドでキープせざるを得ない事が多くなります。初速こそが最重要要素であるコンボデッキにとっては悩みの種と言えるでしょう。
《火葬/Incinerate》
まさかこのカードを再びスタンダードで使用出来るとは思いませんでした。2マナインスタント火力と言うだけに留まらず、《髑髏の占い師/Augur of Skulls》や《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》を後腐れなく除去出来るのは素晴らしいの一言に尽きます。特に《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》を2マナで処理出来ると言う点は非常に重要で、ドラルヌコンを初めとするコントロールデッキは他のフィニッシャーも搭載する必要が出てくるでしょう。《墓忍び/Tombstalker》辺りは要注目カードかもしれません。
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
ミラディンがスタンダードリーガルだった時代は親和とトロンの時代でした。それ故に余り注目されなかった不遇のカードですが、その実力はレガシー環境でも遺憾なく発揮されています。《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》と並んで緑系ビートダウンのナイスアタッカーとなることでしょう。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
《産卵池/Spawning Pool》
《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
《樹上の村/Treetop Village》
新しい時代を感じさせる強力カードが返ってきました。これらのカードと《地平線の梢/Horizon Canopy》を組み合わせたスタンダード版ランドスティルも構築可能かもしれません。ビートダウンデッキとしては1/5を突破出来る手段を用意しなくてはなりませんし、コントロールデッキとしては3/3トランプルをインスタント速度で対処する手段が必要になります。《神の怒り/Wrath of God》や《滅び/Damnation》に頼り切った大味なコントロール戦略は通用しなくなるでしょうね。
《恐怖/Terror》
αの時代から存在する超優秀除去カードが復活しました。2マナと言う軽さは非常に素晴らしく、デッキタイプを問わず黒いデッキにおいて広く使われる事は間違いないでしょう。
《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
初めて登場した頃からオリジナルの《マスティコア/Masticore》と比べられ続けてきた不遇のカードですが、その強さは折り紙つきです。5/5先制攻撃はまさに要塞と表現するに相応しく、《恐怖/Terror》や《突然の死/Sudden Death》で死なないと言うのもポイントです。アグロデッキへのアンチカードとして広く使われるのではないでしょうか。
独断と偏見で選ぶ第10版注目のカードベスト10(続投除く)
10位《ついえし希望/Sunken Hope》
9位《豊穣/Abundance》
8位《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
7位《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
6位《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
5位《樹上の村/Treetop Village》
4位《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
3位《火葬/Incinerate》
2位《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
1位《真髄の針/Pithing Needle》
この考察は非公式スポイラーに基づいて書かれた、あくまでも仮定の文章です。蓋を開けてみたら全然違っていたなどと言う可能性も十分にありえますのでご了承下さい。
■第10版で加わったもの■
《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
《真髄の針/Pithing Needle》
第10版に収録されているカードの中でも、スタンダード環境に最も強い影響を与えるカードと言えば恐らくこの2枚になるでしょう。両者共に強力なカードであり、なおかつ現在のトップメタの一角を占めるナルコブリッジに対するアンチカードでもあるのがその理由です。まさに致命傷と言えるほど強力な《モグの狂信者/Mogg Fanatic》に比べて《真髄の針/Pithing Needle》は共鳴者を無力化するに留まりますが、どんなデッキでも採用可能であると言う事実はナルコブリッジにとって非常に厄介です。これまでのように何回も何回もアグレッシヴマリガンをする事は大きなリスクを伴う事になり、必然的に無難なハンドでキープせざるを得ない事が多くなります。初速こそが最重要要素であるコンボデッキにとっては悩みの種と言えるでしょう。
《火葬/Incinerate》
まさかこのカードを再びスタンダードで使用出来るとは思いませんでした。2マナインスタント火力と言うだけに留まらず、《髑髏の占い師/Augur of Skulls》や《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》を後腐れなく除去出来るのは素晴らしいの一言に尽きます。特に《骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire》を2マナで処理出来ると言う点は非常に重要で、ドラルヌコンを初めとするコントロールデッキは他のフィニッシャーも搭載する必要が出てくるでしょう。《墓忍び/Tombstalker》辺りは要注目カードかもしれません。
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
ミラディンがスタンダードリーガルだった時代は親和とトロンの時代でした。それ故に余り注目されなかった不遇のカードですが、その実力はレガシー環境でも遺憾なく発揮されています。《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》と並んで緑系ビートダウンのナイスアタッカーとなることでしょう。
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
《フェアリーの集会場/Faerie Conclave》
《産卵池/Spawning Pool》
《ギトゥの宿営地/Ghitu Encampment》
《樹上の村/Treetop Village》
新しい時代を感じさせる強力カードが返ってきました。これらのカードと《地平線の梢/Horizon Canopy》を組み合わせたスタンダード版ランドスティルも構築可能かもしれません。ビートダウンデッキとしては1/5を突破出来る手段を用意しなくてはなりませんし、コントロールデッキとしては3/3トランプルをインスタント速度で対処する手段が必要になります。《神の怒り/Wrath of God》や《滅び/Damnation》に頼り切った大味なコントロール戦略は通用しなくなるでしょうね。
《恐怖/Terror》
αの時代から存在する超優秀除去カードが復活しました。2マナと言う軽さは非常に素晴らしく、デッキタイプを問わず黒いデッキにおいて広く使われる事は間違いないでしょう。
《剃刀毛のマスティコア/Razormane Masticore》
初めて登場した頃からオリジナルの《マスティコア/Masticore》と比べられ続けてきた不遇のカードですが、その強さは折り紙つきです。5/5先制攻撃はまさに要塞と表現するに相応しく、《恐怖/Terror》や《突然の死/Sudden Death》で死なないと言うのもポイントです。アグロデッキへのアンチカードとして広く使われるのではないでしょうか。
独断と偏見で選ぶ第10版注目のカードベスト10(続投除く)
10位《ついえし希望/Sunken Hope》
9位《豊穣/Abundance》
8位《全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent》
7位《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
6位《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
5位《樹上の村/Treetop Village》
4位《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
3位《火葬/Incinerate》
2位《モグの狂信者/Mogg Fanatic》
1位《真髄の針/Pithing Needle》
むんこ先生ご懐妊おめでとうございます
2007年7月4日ソースは今月のまんがホーム。
タイオリのらいかデイズが過去掲載分再録だったからどうした事かと心配だったけど、ホームの方は無事連載されてて一安心。さらに柱のコメントから「急病」が病気ではなく妊娠であった事も分かり、ファンとしてはホッとしました。
暫くの間休載続きになるのは寂しいですが、元気な赤ちゃんを産むためにもしっかりと体力をつけて体調を整えて欲しいですね。
タイオリのらいかデイズが過去掲載分再録だったからどうした事かと心配だったけど、ホームの方は無事連載されてて一安心。さらに柱のコメントから「急病」が病気ではなく妊娠であった事も分かり、ファンとしてはホッとしました。
暫くの間休載続きになるのは寂しいですが、元気な赤ちゃんを産むためにもしっかりと体力をつけて体調を整えて欲しいですね。