内容については下記参照
http://blog.so-net.ne.jp/miracle/2006-09-01#comments)

大会を主催する事が大変だと言う事を先日2chで書いたのですが、
ジャッジ業務も含めた「裏方作業」と言うのはすべてそれを行う人の
善意によって成り立っているのが現状です。

難しい認定ジャッジ試験を受け、晴れて認定ジャッジになったとしても
なんら経済的な援助をしてもらえる訳ではありません。
認定ジャッジになれば当然責任が重くなる訳ですが、
それに見合うだけの報酬がある訳ではないのです。
必然的にジャッジ業以外の仕事に携わる事になり、
ジャッジ業務は貴重な余暇を使っての「趣味」と言う扱いになります。
しかしこの業界はそのような人々への依存度が非常に高いのです。

例えば日本選手権はGPと同列扱いされるため、ヘッドジャッジは
認定レベル3ジャッジでなければならないのですが、
現在日本には活動中のレベル3ジャッジが3〜4名程しか存在しません。
この数名が何らかの事情で都合が付かなければ、
そもそも日本選手権が開催出来ないと言う事態になるのです。
余暇の趣味として関わっている人間がいなければ開催すら出来ない。
草の根大会ならともかく、日本選手権レベルの大会がこれでは
他がどうなっているのか推して知るべしと言った所でしょうか。

日本全国に飛び回る必要があり、薄給であるにも関わらず、
プレミアイベントが毎年定期的に開催されているのは、
一重に認定ジャッジ達の尽力によるものであり、
メーカー側は彼等の善意に甘えているとしか言えません。

MtGが持つ最大の魅力は高い戦略性に基づいた競技性であり、
その発露であるプレミアイベントはまさにMtGの心臓部と言えます。
企業に力が無く、ユーザーに支えてもらうより他に方法が無いとしても、
それならそれで相応の対応をするべきではないでしょうか。
残念な事に今現在の対応は到底十分な物だとは思えませんが、
メーカー側の今後の動向に期待したい所です。

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