ストンピィについて
2006年11月24日□ ストンピィの誕生
ストンピィとは「マナ・コストに比べてサイズの大きいクリーチャーを展開し、そのサイズ差を生かして相手を殴り倒すビートダウン」の事を指している。巨大な獣が対戦相手を蹂躙(Stomp)すると言う訳だ。
ストンピィが始めて誕生した時、まだ世界には《古えの墳墓/Ancient Tomb》も《裏切り者の都/City of Traitors》も存在せず、古いエキスパンションやポータルも仕えなかったので、デッキの色は必然的に緑となり、ストンピィ=緑と言うイメージが定着した。しかしレガシーの誕生によって古のカードを使う事が出来るようになり、また装備品の登場によってどんなクリーチャーでもファッティに変身出来る様になったため、2マナ土地8枚体制による「○○ストンピィ」と言うアーキタイプが登場するに至った。
□ ストンピィの基本構成
ストンピィは各色にそれぞれ独自の名前を冠した物が存在するが、その戦術は基本的に一貫している。2マナ土地によるマナ加速からファッティを繰り出し、それを装備品でサポートしながら殴ると言う単純な骨格を、各色が持つ種々の妨害カードでサポートすると言う物だ。
特に《虚空の杯/Chalice of the Void》はストンピィにおける最重要カードの1つで、低マナ域に偏重したデッキの多いレガシーにおいては対戦相手の呪文の大部分を抑制しながら、自分側には全く何のデメリットも与えないと言う理不尽な情況を容易に作る事が出来る。故にストンピィには原則として1マナのカードが入らない。
ストンピィを作る上で、自分のファッティを相手の脅威から守る手段は必須である。ストンピィはその性質上、どうしても動きが大振りになってしまうため、相手の除去が刺さるだけで展開負けしてしまうのだ。各色に存在するストンピィの中でも特に白と青のストンピィが強力なのは、《ルーンの母/Mother of Runes》《Force of Will》と言った良質の防御カードが存在するからである。(ただし、白のエンジェル・ストンピィは基本思想こそストンピィのそれだが、デッキ構成にかなりの差異があるため、他のストンピィと同一視する事は難しいだろう)
ストンピイのマナ加速は《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《裏切り者の都/City of Traitors》によって行われるため、大量の無色マナを自然に使用出来るようにする事が重要になる。ダブルシンボルのカードは極力避けるべきだろう。
□ ストンピィに勝つために
ではストンピィを攻略するためにはどうすれば良いのだろうか。まず最も重要な事はデッキに入るカードのマナ・コストを散らす事だ。特に1マナのカードを多く入れすぎると《虚空の杯/Chalice of the Void》1枚で完封されてしまうため、絶対に避けなくてはいけない。
次に重要なのがダメージに拠らないクリーチャー除去だ。ストンピィのクリーチャーは基本的にサイズが大きいので火力による対処は難しい。その上《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》でプロテクション赤を得るので、火力以外の方法で対処する必要があるだろう。
いずれにしても重要なのは、対策カードを一種類に固めない事だ。カウンターや防御カードでこちらの行動を妨害してくる以上、一種類に固める事はそれだけ相手に予測されやすく、防御されやすい。当たり前の事ではあるが、相手の行動に合わせて柔軟に対応出来る様にする事が最も大切だと言えるだろう。
ストンピィとは「マナ・コストに比べてサイズの大きいクリーチャーを展開し、そのサイズ差を生かして相手を殴り倒すビートダウン」の事を指している。巨大な獣が対戦相手を蹂躙(Stomp)すると言う訳だ。
ストンピィが始めて誕生した時、まだ世界には《古えの墳墓/Ancient Tomb》も《裏切り者の都/City of Traitors》も存在せず、古いエキスパンションやポータルも仕えなかったので、デッキの色は必然的に緑となり、ストンピィ=緑と言うイメージが定着した。しかしレガシーの誕生によって古のカードを使う事が出来るようになり、また装備品の登場によってどんなクリーチャーでもファッティに変身出来る様になったため、2マナ土地8枚体制による「○○ストンピィ」と言うアーキタイプが登場するに至った。
□ ストンピィの基本構成
ストンピィは各色にそれぞれ独自の名前を冠した物が存在するが、その戦術は基本的に一貫している。2マナ土地によるマナ加速からファッティを繰り出し、それを装備品でサポートしながら殴ると言う単純な骨格を、各色が持つ種々の妨害カードでサポートすると言う物だ。
特に《虚空の杯/Chalice of the Void》はストンピィにおける最重要カードの1つで、低マナ域に偏重したデッキの多いレガシーにおいては対戦相手の呪文の大部分を抑制しながら、自分側には全く何のデメリットも与えないと言う理不尽な情況を容易に作る事が出来る。故にストンピィには原則として1マナのカードが入らない。
ストンピィを作る上で、自分のファッティを相手の脅威から守る手段は必須である。ストンピィはその性質上、どうしても動きが大振りになってしまうため、相手の除去が刺さるだけで展開負けしてしまうのだ。各色に存在するストンピィの中でも特に白と青のストンピィが強力なのは、《ルーンの母/Mother of Runes》《Force of Will》と言った良質の防御カードが存在するからである。(ただし、白のエンジェル・ストンピィは基本思想こそストンピィのそれだが、デッキ構成にかなりの差異があるため、他のストンピィと同一視する事は難しいだろう)
ストンピイのマナ加速は《古えの墳墓/Ancient Tomb》と《裏切り者の都/City of Traitors》によって行われるため、大量の無色マナを自然に使用出来るようにする事が重要になる。ダブルシンボルのカードは極力避けるべきだろう。
□ ストンピィに勝つために
ではストンピィを攻略するためにはどうすれば良いのだろうか。まず最も重要な事はデッキに入るカードのマナ・コストを散らす事だ。特に1マナのカードを多く入れすぎると《虚空の杯/Chalice of the Void》1枚で完封されてしまうため、絶対に避けなくてはいけない。
次に重要なのがダメージに拠らないクリーチャー除去だ。ストンピィのクリーチャーは基本的にサイズが大きいので火力による対処は難しい。その上《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》でプロテクション赤を得るので、火力以外の方法で対処する必要があるだろう。
いずれにしても重要なのは、対策カードを一種類に固めない事だ。カウンターや防御カードでこちらの行動を妨害してくる以上、一種類に固める事はそれだけ相手に予測されやすく、防御されやすい。当たり前の事ではあるが、相手の行動に合わせて柔軟に対応出来る様にする事が最も大切だと言えるだろう。
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