2chdが誕生してから早いものでもう三年になる。
杉井さん主催によるアメニティドリームでのゲリライベントから
始まった2chdも今ではRebecca氏による池袋定例会を中心とした
月例イベントとなり、多くのメンバーに愛されるようになった。

私が2chdに参加したのは本八幡でアラジンさんが主催した第二回だった。
アプやRebecca氏といった2chd常連と知り合ったのもそこだった。
帰りの打ち上げで交わした意見交換が2chでボロクソに叩かれたのも
いまではいい思い出だ。
(そういえばフィーバー氏は元気だろうか)

Rebecca氏が池袋2chdを主催するようになって以来、
2chdは2ch発イベントとしては異例の安定飛行を続けている。
場所が東京である事や、土日に時間のある社会人が多くいたと言う幸運にも
恵まれていたが、それ以上にRebecca氏の人柄と献身によるものが大きいだろう。
安定しすぎた故に常連馴れ合い論が出てきたり、池袋でのルールが
2chd全体のルールだと錯覚されるようになったのは困り者ではある。

なぜこのようなことを書こうと思ったのかと言うと、
先日の食事会でこのような事があったからだ。

池袋2chdによく来てくれるメンバーの1人に、高校三年生の子がいる。
リバイズドや4版から遊んでいた社会人メンバーが大半を占める2chdでは
高校三年生というのはへたすれば干支一周分ほども年の離れた存在だ。
これほど年の差がある集団であるにも関わらず、気後れせず
毎回顔を出してくれるのは非常にありがたい事である。

2chdでは毎回閉会後に食事会を開くのだが、その席でその子が
「初めて来た時、もし食事会に参加してなかったらそれ以降こなかったろう」
と言った。私はこの発言を聞いて驚いたのと同時に、なるほどと
納得もした。考えてみれば納得である。

いわゆる常連と呼ばれるメンバーも、新規メンバーの接待をするために
来ているわけではない。会社勤めの平日を忘れ、使いたいカードで
思う存分遊ぶために来ているのだ。当然、会場全体のコミュニケーションより
自分のゲームを優先するため、どうしても一見さんへの対応はおざなりになる。

しかし食事会では趣が異なる。
参加者全員でワイワイ騒ぐのが目的の一つであるから、
自然と話は弾むし一見さんとの接点も多くなる。
一見さんからすれば、受ける印象がまったく異なるのも当然と言うものだ。

一度そうやって接点を持てば、あとは簡単だ。
見ず知らずの人と知り合いの人とでは、話しやすさも
雰囲気も違ってくるのは必然である。

常連が一見をチヤホヤすべきだと言う意見は一見の甘えである。
集団に溶け込めない原因を他者に求めるのは怠慢の言い訳でしかない。
事実、平均年齢から10歳以上も若く、共通する話題を見つける事すら
困難だろう人ですら毎回2chdを楽しむ事が出来ている。

会場でメンバーに声をかけるのが苦手だと言う人は、
ぜひ閉会後の食事会に出席してもらいたい。
美味い物を食べる時、人は陽気で饒舌になるものである。
きっと良い発見をする事が出来るのではないだろうか。

コメント

nophoto
フィーバー
2006年6月7日5:47

>そういえばフィーバー氏は元気だろうか
ぼちぼちです。
もっともこの名前を使うことはもうほとんどありませんが…

当時は激しく叩いたものですが無事軌道に乗って何よりです。
また今度マジックもやって、飯も食いましょう!

その下の意見については別の機会に。

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