主人公
2006年5月25日歳を重ねる事でその曲の味が解かるようになる事がある。
まだ23歳になる前の身ではあるが、最近その事を実感した。
私がさだまさしと言う歌手を愛して止まない事は
私と関わった事のある人なら周知の事だと思う。
最初の切欠は紅白歌合戦で精霊流しを聞いた事だった。
まだ小学5年生だった私はその姿を弟と2人で「志村けんが歌ってる」と
ゲラゲラ笑いこけたのだが、そのメロディがなぜか心に残った。
しばらくして、何かの折に親からCDを買って貰える機会があった。
それまで音楽に対しての興味がまったく無かった私は、話の種にと
さだまさしベストを買ってもらう事にした。
それからと言うもの、私はこの稀代のシンガーソングライターの虜となった。
彼の作り出す歌詞は物語の一部分をそのまま抜き出したようだった。
言葉選びの一つ一つが美しく、音が耳へ届くのが実に心地よいのだ。
この歌詞を引き立てる曲がまた素晴らしく、素人ながらに
「この曲以外にこの歌詞と合わせる物は存在しえない」と感じたものだった。
最初は精霊流しや無縁坂、縁切寺と言ったさだまさし前期のメジャーソングを
よく聞いていたのだが、その中でどうしても魅力を感じない歌があった。
「主人公」と言う名のその歌は、人気投票を行うと必ず1位になる歌だった。
恋人を無くした(亡くした)女性が過ぎ去った過去に思いを馳せると言う
内容の歌なのだが、そこには無縁坂のような悲壮感も、風に立つライオンの
ような雄大さ、透明感も感じる事は出来なかった。
そんな訳で暫く放置していたのだが、昨日気まぐれで聞いてみた。
(この理由と言うのがヤマダ電機でプリンタを買った時のポイントが
残っていたので、友人とドライブがてら買いに行ったヘッドホンを
使ってみようと思ったなんて不純な物なのだがw)
感動的だった。声が出なくなると言うのはこう言う事かと思った。
この素晴らしさを表現する術を私は知らない。
ぜひ一度聞いてみて欲しい。
幸いな事に、さだまさしの全歌詞はネット上に公開されている。
興味がある人は一度覗いてみるといいだろう。
まだ23歳になる前の身ではあるが、最近その事を実感した。
私がさだまさしと言う歌手を愛して止まない事は
私と関わった事のある人なら周知の事だと思う。
最初の切欠は紅白歌合戦で精霊流しを聞いた事だった。
まだ小学5年生だった私はその姿を弟と2人で「志村けんが歌ってる」と
ゲラゲラ笑いこけたのだが、そのメロディがなぜか心に残った。
しばらくして、何かの折に親からCDを買って貰える機会があった。
それまで音楽に対しての興味がまったく無かった私は、話の種にと
さだまさしベストを買ってもらう事にした。
それからと言うもの、私はこの稀代のシンガーソングライターの虜となった。
彼の作り出す歌詞は物語の一部分をそのまま抜き出したようだった。
言葉選びの一つ一つが美しく、音が耳へ届くのが実に心地よいのだ。
この歌詞を引き立てる曲がまた素晴らしく、素人ながらに
「この曲以外にこの歌詞と合わせる物は存在しえない」と感じたものだった。
最初は精霊流しや無縁坂、縁切寺と言ったさだまさし前期のメジャーソングを
よく聞いていたのだが、その中でどうしても魅力を感じない歌があった。
「主人公」と言う名のその歌は、人気投票を行うと必ず1位になる歌だった。
恋人を無くした(亡くした)女性が過ぎ去った過去に思いを馳せると言う
内容の歌なのだが、そこには無縁坂のような悲壮感も、風に立つライオンの
ような雄大さ、透明感も感じる事は出来なかった。
そんな訳で暫く放置していたのだが、昨日気まぐれで聞いてみた。
(この理由と言うのがヤマダ電機でプリンタを買った時のポイントが
残っていたので、友人とドライブがてら買いに行ったヘッドホンを
使ってみようと思ったなんて不純な物なのだがw)
感動的だった。声が出なくなると言うのはこう言う事かと思った。
この素晴らしさを表現する術を私は知らない。
ぜひ一度聞いてみて欲しい。
幸いな事に、さだまさしの全歌詞はネット上に公開されている。
興味がある人は一度覗いてみるといいだろう。
http://www.cai-insect.jp/sada/
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