biohazard4

2005年12月10日
ようやくクリアしました。

前回までのバイオとはまったく違う新しいゲームシステムになっていた
わけですが、これ自体は非常に好印象でした。ファミ通などで見た
印象だと操作性がすこぶる悪そうに見えたのですが、実際に遊んでみると
そのような事はなく、臨場感溢れるゲームが楽しめました。

ただ、これは前々から感じていたのですが、
シリーズを重ねるごとに「生物災害」と言う本来の意味から
遠ざかっているように思えます。
バイオシリーズの魅力の一つにグロテスクなクリーチャーが挙げられますが、
初代バイオではいかにもグロテスクで生理的嫌悪感をかもし出す
クリーチャーが揃い踏みしていたのに対し、今回のクリーチャーは
まるでRPGの世界から出てきたんじゃないかと思うような顔ぶれです。
(後半に登場するとあるクリーチャーはこの限りではありません。あいつのグロさとキモさと怖さは格別でしたw)
ラスボスもまるでドラクエの魔王変身後といった姿で、
もう一つ生物兵器っぽさが足りないように思います。

また、これまでの悪役がアンブレラ社だったのに対し、
今回の悪役はどこぞの怪しい宗教団体と言うのも個人的にハズレでした。
やはりバイオの怖さと言うのは研究室で様々な実験を繰り返すような、
生物学的な怖さであるべきだと思います。

あえてそうしたのか、ゲームシステムの変更によってやむなく
そうなったのかは分かりませんが、今回のバイオハザードは
ゲームとしての完成度は非常に高く、バイオハザードとしての
完成度は非常に低いものに感じました。






あー、でもあいつは怖かったw
(鼻の詰まったような鈍い呼吸音が生理的嫌悪感を沸きたててるw)

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