タイプ1がヴィンテージと言う名称になってから
もう随分経ちます。MTG最古にして最大のフォーマットである
ヴィンテージですが、パワーナインに代表される超高額カードの
存在や、早すぎるゲームスピードなどから敬遠する人も少なくありません。
この文章はそんな人達にヴィンテージの面白さを伝えようと
思って書いたものです。これを見て「ヴィンテージって面白いかも?」
と思ってくれればこんな嬉しいことはありません。
◆ヴィンテージの速度
ヴィンテージを敬遠する人にヴィンテージの速度を聞くと、
まず十中八九は「MOMAやメグリムジャーが支配する、1キルも
珍しくない環境なんでしょ?」と答えますが、これはまったく間違った認識だといえるでしょう。私はスタンダードもヴィンテージも遊びますが、両者を比較するとヴィンテージのほうがスタンダードよりも3ターン早い印象です。たしかにスタンダードと比べればはるかに早い環境ですが、スタンダードで3キルするデッキが無いように、ヴィンテージでも1キルするデッキはほぼ存在しません。勿論1枚制限の強力カードを上手い具合に引き続けて1キルする場合も全く無いわけではないです。ですがそんな確率は0.1%あるかないかといったところで、少なくとも4T目に歯と爪をプレイされる確率と比べれば天地の差があります。
◆ヴィンテージのメタゲーム
超強力カードによるコンボゲーと言った印象が強いヴィンテージですが、それとは裏腹に非常に多くのデッキが存在します。ビートダウン、コントロール、コンボと言った基本的なアーキタイプがどれも満遍なく存在するのです。勿論そのどれもが選りすぐりの精鋭である事は疑いようの無い事実です。青と緑しかいない今のスタンダードに比べればはるかにメタゲームの面で多岐に渡っていると言えるでしょう。
◆ヴィンテージの面白さ
ヴィンテージは面白いか?と聞かれれば私は迷う事無くイエスと答えるでしょう。それくらいヴィンテージは面白いです。単純に強力なカードを思う存分使う事によるカタルシスは元より、プレイングの重要性も非常に高く、読み合いの要素も豊富にあります。多くの人が思い込んでいるような引きゲーの要素も無いとは言いませんが、スタンダードのそれに比べればはるかに低い物だと言えるでしょう。私はテンペストブロックが現役だった頃からスタンダードをやり続けていますが、どの時代のスタンダードよりもゲームとして面白いものだと思っています。
◆ヴィンテージの問題点
必要なカードが高い。ヴィンテージの問題点はこの一点に集約されます。プレイ人口が少なかったり情報が少なかったりするのも全てはここが原因になっているのです。パワーナインをそろえるのに最低でも30万円以上は必要なのに加え、Mana DrainやMishra’s Workshopなどの超高額カードも1枚20000円程度はします。勿論これらのカードを使わなければデッキが組めないわけではないのですが、そのカードを「使わない」のと「使えない」のとではプレイヤーの感じる不公平感が雲泥の差になるのはやむをえません。ただスタンダードと違い、いつまでも使えると言うのは大きなアドバンテージです。基本的にパワーナインなどのカードは価値が大きく下がる事がないので、見方を変えればお金をカードの形に変換しただけで、必要となればいつでもお金に戻せると考える事も出来るのです。スタンダードほどめまぐるしく環境が変わるわけではないので、お金に余裕はあるんだけど時間が・・・と言った社会人の方にもぜひオススメです。
以上、簡単ですがヴィンテージのお話をさせていただきました。
ヴィンテージは本当に楽しい環境です。近くでヴィンテージの集い
を見つけることができたらぜひ足を運んでみてください。あなたの
想像もしなかった素晴らしい世界が待っている事でしょう。
もう随分経ちます。MTG最古にして最大のフォーマットである
ヴィンテージですが、パワーナインに代表される超高額カードの
存在や、早すぎるゲームスピードなどから敬遠する人も少なくありません。
この文章はそんな人達にヴィンテージの面白さを伝えようと
思って書いたものです。これを見て「ヴィンテージって面白いかも?」
と思ってくれればこんな嬉しいことはありません。
◆ヴィンテージの速度
ヴィンテージを敬遠する人にヴィンテージの速度を聞くと、
まず十中八九は「MOMAやメグリムジャーが支配する、1キルも
珍しくない環境なんでしょ?」と答えますが、これはまったく間違った認識だといえるでしょう。私はスタンダードもヴィンテージも遊びますが、両者を比較するとヴィンテージのほうがスタンダードよりも3ターン早い印象です。たしかにスタンダードと比べればはるかに早い環境ですが、スタンダードで3キルするデッキが無いように、ヴィンテージでも1キルするデッキはほぼ存在しません。勿論1枚制限の強力カードを上手い具合に引き続けて1キルする場合も全く無いわけではないです。ですがそんな確率は0.1%あるかないかといったところで、少なくとも4T目に歯と爪をプレイされる確率と比べれば天地の差があります。
◆ヴィンテージのメタゲーム
超強力カードによるコンボゲーと言った印象が強いヴィンテージですが、それとは裏腹に非常に多くのデッキが存在します。ビートダウン、コントロール、コンボと言った基本的なアーキタイプがどれも満遍なく存在するのです。勿論そのどれもが選りすぐりの精鋭である事は疑いようの無い事実です。青と緑しかいない今のスタンダードに比べればはるかにメタゲームの面で多岐に渡っていると言えるでしょう。
◆ヴィンテージの面白さ
ヴィンテージは面白いか?と聞かれれば私は迷う事無くイエスと答えるでしょう。それくらいヴィンテージは面白いです。単純に強力なカードを思う存分使う事によるカタルシスは元より、プレイングの重要性も非常に高く、読み合いの要素も豊富にあります。多くの人が思い込んでいるような引きゲーの要素も無いとは言いませんが、スタンダードのそれに比べればはるかに低い物だと言えるでしょう。私はテンペストブロックが現役だった頃からスタンダードをやり続けていますが、どの時代のスタンダードよりもゲームとして面白いものだと思っています。
◆ヴィンテージの問題点
必要なカードが高い。ヴィンテージの問題点はこの一点に集約されます。プレイ人口が少なかったり情報が少なかったりするのも全てはここが原因になっているのです。パワーナインをそろえるのに最低でも30万円以上は必要なのに加え、Mana DrainやMishra’s Workshopなどの超高額カードも1枚20000円程度はします。勿論これらのカードを使わなければデッキが組めないわけではないのですが、そのカードを「使わない」のと「使えない」のとではプレイヤーの感じる不公平感が雲泥の差になるのはやむをえません。ただスタンダードと違い、いつまでも使えると言うのは大きなアドバンテージです。基本的にパワーナインなどのカードは価値が大きく下がる事がないので、見方を変えればお金をカードの形に変換しただけで、必要となればいつでもお金に戻せると考える事も出来るのです。スタンダードほどめまぐるしく環境が変わるわけではないので、お金に余裕はあるんだけど時間が・・・と言った社会人の方にもぜひオススメです。
以上、簡単ですがヴィンテージのお話をさせていただきました。
ヴィンテージは本当に楽しい環境です。近くでヴィンテージの集い
を見つけることができたらぜひ足を運んでみてください。あなたの
想像もしなかった素晴らしい世界が待っている事でしょう。
コメント
ヴィンテージはカードが高くてちょっと手を出しにくいけど、いつか白枠のP9を手に入れてみたいです。